「お願い、落ち着いて!」運転するたび豹変する夫。家族はいつもヒヤヒヤ…!【体験談】
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きれいになりたくて、健康でいたくて、テレビや雑誌などでよく取り上げられる「体に良い食事」 「体に良い生活習慣」 を、 20代のころから頑張って実践していた私。ですが、なぜか体調は悪くなるばかり……。医師に相談したところ、医師からは衝撃のひと言が……!
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20代前半から、健康には気をつかっていました。テレビの「健康」 に関する特集は、必ずチェック。メモまで取っていました。食事や生活習慣に20代から気を付けて、年を取っても健康できれいでいたい!という思いが強かったのです。
「汗をかく」「半身浴」「塩分を控える」……なんてことが、健康法としてよくテレビで特集されていました。もちろんそのころの私は毎日の食事や生活習慣にしっかり取り入れていました。
でも、同じく20代前半からよくめまいがし、フラフラしたり目の前が真っ白になってしまうという症状に悩まされるように。もちろん、健康に気をつかう私は、病院に相談に行きました。でも、なかなか原因がわからなかったのです。そして何度か診察を重ねて医師から言われたのが、「鉄欠乏性貧血症」 という症状でした。
そのとき医師がさらっと言ったひと言が私には衝撃で、聞き返してしまうほどでした。
それは、「あまり汗をかかないでね」 ということです。毎日汗をかくために半身浴をして、ウォーキングを頑張っていた私。「汗をかくことは健康に良いんですよね??」 「なぜダメなんですか??」 と、医師の言葉に食いつきました。すると医師はあっさりと「誰にでも当てはまるわけではないので」 と言うではないですか。私はそのとき、強い衝撃と共に納得したのです。「そうか。テレビでやっていることが誰にでも当てはまるわけじゃないんだ……」と。
テレビで言われていることが正しい、それがすべての情報だと思い込んで疑わなかった私は、雷に打たれたような衝撃を受けました。
医師からは「あとは栄養のあるもの食べてね」と言われ、特に薬の処方もなく、その日の診察は終わりました。
それからは、お風呂で汗をかくのをやめ、ランニングでも汗をかくまでは続けないようにしました。すると、悩まされていためまいやフラフラ感がなくなっていったのです。汗をかくことで、鉄分をはじめとするミネラルも一緒に流れ出ていたのだと自分なりに調べてわかりました。
また、「塩分を控える」 「肉や油、カロリーを控える」 という食事法も、私には当てはまらないようでした。 というのは、低血圧気味の私にとっては塩分を適度にとったほうが血の巡りが良くなり、自律神経も安定するそうです。また、肉や油については、私の場合は積極的に摂取しないと、逆に疲れやすくなったりするそう。たんぱく質、カロリーをしっかりとることが必要だとわかりました。
昔の私はテレビで特集されていたから、ちまたで話題になっている健康法だから、「自分の体にも良いはず」となんの疑いもなく自然に受け入れ、必死に実践していました。一般的に言われている、またはテレビ番組が言っている健康に良い物が、今の自分の状態にとって良いかどうかはわからないし誰も教えてくれないんですよね。情報を得ることは大切なことですが、それ以上に今の自分の体と向き合い、知ることが大切なんだとわかりました。
それからの私は、1つの情報をうのみにせず、自分にとって必要な情報なのかを基準に判断するようにしています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
イラスト/かたくりこ
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