「したいのにしてくれない…」夜の悩みはどう解決?【40代のセックス】

「したいのにしてくれない…」夜の悩みはどう解決?【40代のセックス】

家事、育児、仕事など毎日フル稼働で働く40代。夜は一刻も早く寝たいという生活を繰り返すうちに、いつの間にかセックスレスになっていたということもあるでしょう。「私のこと嫌いになったのかな」「私に興味がないのかしら」と夫に疑念すら持ち始めたら要注意。たまには夫婦として夜の営みをしたいのにまったく誘われない、という悩みに産婦人科医の駒形依子先生が答えてくれました。

なぜ、以前のように誘わなくなったのか

「なぜしてくれないのか」とイライラしたり、落ち込んだりする前に、パートナー側の立場や状況も思いやることが大切、と駒形先生は言います。

「40代、50代といえば働き盛り。仕事の疲れやストレスで体力が残っていない状態は女性と同じです。以前ほど性欲が湧かなくなるのは自然でしょう。また、加齢などでED(勃起障害)になっていることもあります。そうなると、セックスへの自信がなくなり、緊張で楽しめなくなることもあります」(駒形先生)

自分の欲求をぶつける前に、相手が今どう思っているのか、どうしたいのか、コミュニケーションを取る必要があるようです。

愛されている証拠が欲しい?

さまざまな年代のセックスの悩み相談を受ける駒形先生。その経験から感じるのは、男性より女性のほうがセックスと愛情を結びつけてしまいがちなんだそうです。

「“愛してくれているなら、私とセックスしたいはず”と思っているので、それがかなわないと“私のことを愛していないの?”となりやすいのです。つまり、セックスがしたいというよりも、“愛されている証拠が欲しい”。セックスはそのためと手段となりやすいのです」(駒形先生)

しかし、自分が欲しい愛のカタチがもらえないからといって、相手の愛情がないとは限らないと駒形先生は言います。

「キスやハグ、一緒に寝るだけではなぜ愛情が感じられないのか、その理由を探り、見つめ直してほしいですね」(駒形先生)

男女に戻る時間をつくって

お互い、これからのセックスをどうするか、セックスに何を求めているのか、話し合ってほしいと駒形先生。しかし、セックスのことを言葉にして、話し合うのは恥ずかしいという人もいるでしょう。

「あなたとセックスがしたいという思いは良いセックスをしているから湧き上がるもの。パートナーの自信にもつながるはずです。かなりご無沙汰になってしまっているなら、まずは手をつなぐなどスキンシップから始めるのも良いでしょう。1日5分でも、男女に戻る時間をつくってみては。たまに老夫婦が手をつないで散歩している様子を見ますが、とても微笑ましいですよね」(駒形先生)

自分の親が夫婦のコミュケーションを取っていなかったということも影響しているという駒形先生。両親が仲良しなのは、子どもにとってもうれしいもの。今さら恥ずかしいという思いもあるかもしれませんが、父親、母親の役割から少し離れて男女の関係を取り戻すことから始めると良さそうです。

まとめ

駒形先生のもとには、70代、80代の女性がセックスについて相談に来ると言います。「こんな年になって恥ずかしい」という思いは捨てて、自分の気持ちに素直になって、相手を思いやりながら話し合ってみてはいかがでしょうか。

取材・文/mido(48歳)
ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。

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