
昔からぽっちゃり体形の私。いつだって、おいしい物が食べたい! でも痩せたい!の繰り返しの日々。太っていることで傷ついたことが何度もあるのに食べてしまう……。そんな優柔不断な性格からダイエットに何度も挫折していました。でも、挫折したことから気付いたこともあったのです。挫折を通してダイエットに対する考えが変わったら少しずつ痩せ始め、健康にも気を付けるようになっていきました。そんな私のダイエット法を紹介します。
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自分の体形で悲観的な性格に

幼少期から好きな物を好きなだけ食べさせてもらえる環境だったためか、思春期にはだいぶぽっちゃり体形に。痩せたいけど食べることもやめられない、そんな葛藤が続き「どうせ私なんか痩せられないんだ」と悲観的な性格に。
友人は少しずつ「美」を意識するようになって締まった体形になり、彼氏までできて楽しそうにしていました。そんな周りを見ては焦り、痩せなきゃという意識が芽生え、ダイエットをしようと思ったものの、結果がすぐに出ないと諦めて投げ出してしまう……。そして、また悲観的に。そんな感じでダイエットに関する負の連鎖が続いていました。
極端なダイエットが災いとなって…

20歳を過ぎたころ、なかなかダイエットの結果が出ないことに焦り、とうとう「食べなきゃ痩せるんだ」という極論に至ってしまいました。とにかく1日中水だけ飲み、何も食べずに働き、休日はジムに行ったあとにエステに続けて行くという生活をしていたら、当然のごとく1カ月半くらいで10kg近く痩せていました。
それだけ急激に痩せても、生理が止まるなど特に体に支障が出たわけではなかったので、私は痩せたことがただひたすらうれしく思っていました。私生活も変わり、「人生で今が一番輝いている」とまで思え、初めての達成感でした。
そして、もっともっとと欲が止まらなくなり、気付いたら病院のベッドの上にいたのです。仕事中に意識をなくして倒れたようです。診断の結果はもちろん過度のダイエットでした。すぐに退院することはできましたが、普通の生活に戻りダイエットをやめたら、あっという間に体重が戻り、恐ろしいリバウンドをしました。