「ヒリヒリ痛い」更年期のデリケートゾーンの不調、自分でケアできること受診すべきこと【医師解説】
目次 1. 更年期世代に多いのは傷?炎症? 1.1. 更年期に多いのは「萎縮性腟炎」 2. 「萎縮性腟炎」に市販薬は使える? 2.1. 市販薬はないので …
ウーマンカレンダー woman calendar
更年期は、閉経を境に前後5年、10年間を指します。急激な女性ホルモンの低下や不安定な女性ホルモンの分泌から来る更年期症状、その症状が日常生活に支障を来すようになった更年期障害についての体験談を紹介します。
小康状態がしばらく続きましたが、再び悪化したのは緊急事態宣言の解除後です。仕事が再開し、汗が止まらなくなりました。婦人科を受診し、漢方の服用かホルモン補充療法(HRT)を受けるか、どちらかをおこなうように勧められ、再度漢方を服用することになりました。今度は、のぼせのほかに不眠や抑うつに効果があるという「加味逍遙散(かみしょうようさん)」を処方されました。
そして、女性ホルモンの代替効果を期待して、エクオールのサプリメントも自分で購入して併用。さらにホルモンの分泌や自律神経を整えるといわれている照海、神門、陽池などのツボにシール状の置き鍼を貼りました。それらの治療を1カ月ほど続けたところ、1日に12~14回あったホットフラッシュが1~3回になり、大幅に減少しました。
今回、私はホルモン補充療法や睡眠薬、抗うつ薬を選択しませんでしたが、ホットフラッシュや不眠がさらに悪化した場合は、それらの使用も考えています。
更年期障害に効くとされる漢方やサプリメントもたくさんの種類があるので、自分の心身症状が改善するまでは専門家にアドバイスをもらいながら、根気よくいろいろ試すことも必要かなと思っています。とにかく適切な療法を選択し、1日でもラクに過ごせるようにしたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院 綱島女性クリニック院長)
日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
★関連記事:「汗、止まって!」汗がダラダラ恥ずかしい!ホットフラッシュで化粧が落ち寝汗もびっしょり【体験談】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
50代になって閉経を迎えてから、肌の乾燥やドライマウスが起こるようになった自覚はありました。ここ数カ月はそれに加え、腟の乾燥に悩むようになったのです。今回は、私のデリケートゾーンの...
続きを読む更年期後半になると、若いころと比べておりものの量が減ったと感じている人もいるでしょう。下着の汚れが気になる人は「この分だと閉経したら血もおりものも出なくなる?」と思っている人も多い...
続きを読むトイレに行くのを我慢していたわけではないのに、くしゃみをしたり運動したりすると尿漏れが……。若いときはあまりない現象だったのではないでしょうか。実際、多くの更年期女性が尿漏れに悩ん...
続きを読む私が20代後半ごろ、当時50代だった母が重度の更年期障害になり、しまいにはうつ病となり入院しました。日常生活や会話すらまともにできない母に家族全員が翻弄(ほんろう)され、胸を痛めた...
続きを読む閉経を間近に迎える40代後半、50代前半の女性にとって気になるのは自分の体の変化ではないでしょうか。中でも気になるのが、腟・子宮・卵巣といった女性特有の機能。生理がなくなることで生...
続きを読む目次 1. 更年期世代に多いのは傷?炎症? 1.1. 更年期に多いのは「萎縮性腟炎」 2. 「萎縮性腟炎」に市販薬は使える? 2.1. 市販薬はないので …
目次 1. 更年期後半や閉経後は黄色いおりものが出やすい 2. 茶色いおりものは大丈夫? 3. ピンク色のおりものは大丈夫? 4. まとめ ピンク色のお …
目次 1. その日は突然やってきた 2. アロママッサージやサプリを試してみる 3. スイミングはリハビリになる!? 4. まとめ スイミングはリハビリ …
目次 1. 知っておきたい漢方医学の概念“気・血・水” 2. 三大婦人漢方薬とは? 2.1. 1.当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)~冷えや貧血、疲れに …
目次 1. 腟の乾燥に気付いたときの衝撃 2. 試行錯誤の日々 3. 変化を受け入れる 4. まとめ 変化を受け入れる そこで、違和感を軽減するためにデ …
目次 1. 更年期に起こりやすい尿漏れとは? 2. 更年期になぜ尿漏れしやすくなる? 2.1. 1.膀胱の弾力性の低下 2.2. 2.骨盤底筋の脆弱化 …
目次 1. 不安感はある日突然やってきた! 2. ヨガスタジオでヨガニドラーを体験 3. ヨガニドラーを続けてみた結果 4. まとめ ヨガニドラーを続け …
目次 1. おならが我慢できない! 2. 食生活が変わらないのに便秘になる理由 3. おなかの張りを解消するセルフケアを実践! 4. まとめ おなかの張 …