「工夫すれば何とかできます」美容師の言葉を信じて挑戦した憧れの髪型。翌朝、驚がくの事態に!
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若いころ手をかけていたヘアケアも、40代になると家事と子どもの世話で忙しくてほったらかしに。年々水分がなくなるのか、パサついてきた髪がおばさん感を強調して悩んでいました。そこで美容師さんに髪がパサつく悩みを話したところ、私の乾かし方に問題があることがわかり、正しい髪の乾かし方を教えてもらいました。その詳細をお伝えします。
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普段はパサパサの私の髪も、美容院帰りは広がりも落ちついていてツヤツヤ。やっぱり美容院はシャンプーやトリートメントが違うからかな? なんて思っていました。
美容師さんに私がいつもどうやって髪を乾かしているのかを聞かれ、ドライヤーを借りて普段しているように乾かしてみました。私のいつもの髪の乾かし方はこうです。
・胸の前でドライヤーを持って、髪の内側に手を入れ、毛先を揺らしながら下から上に風を当てる。
・毛先は乾いていても、根元は半乾きのことが多い。
美容師さんにこの様子を見てもらったところ、私の髪の乾かし方では「余計にパサつきをひどくしますね」と言われてしまい、ショックを受けました。
髪が濡れた状態はキューティクルが開いていて、とても傷みやすい状態。ドライヤーが面倒だからと自然乾燥させたり、扇風機で髪を乾かしたりすることは一番してはいけないと美容師さんに言われました。正直、どちらもしたことがあり反省です。
ですが、お風呂から上がってすぐにドライヤーをかけると時間がかかってしまいとても大変。そこで美容師さんに髪を乾かす前のポイントを3つ教えてもらいました。
1つ目は、タオルでしっかりと水分を取り除いておくこと。このときタオルでゴシゴシこすってしまうと髪が傷むので、やさしく上から押さえたり、スキンケアをしている間ターバンのようにタオルを巻いて5分ほどおいたりすると良いそうです。
2つ目は、洗い流さないトリートメントやヘアオイルを付けること。髪の根元はベタついてしまうので何も付けず、傷みやすい毛先を中心にトリートメントを付けることでドライヤーの熱による乾燥から守ってくれるそうです。
3つ目は、乾かす前に粗めのブラシで軽くブラッシングすること。こうすることで髪同士の絡まりを取り、髪の間に風が通りやすくなるそうです。
そしてドライヤーをかけるときのポイントも教えてもらいました。私が自己流でしていたように下から髪が舞うようにドライヤーの風を当てると、余計に髪が広がって毛先がパサついた状態になってしまうのだとか。
ドライヤーのかけ方のポイントもおおまかに3つありました。
1つ目は、ドライヤーを頭より上に持ち、下方向に風を当てること。このときにうつむくとドライヤーの風を当てやすいです。
2つ目は、前髪・サイド・後頭部とパーツごとに順番に乾かしていくこと。髪が少ない部分からしっかり乾かしていくほうが結果的に早く乾かすことができるそうです。
3つ目は、乾きにくい内側の髪の根元から乾かしていくこと。ドライヤーを持っていないほうの手で髪を持ち上げ、乾きにくい髪の根元にしっかりと風を当てていきます。水分の少ない毛先からドライヤーをかけてしまうと、乾き過ぎてパサつきの原因になるそうです。
温風・冷風の他にスカルプモードやイオンモードがあるドライヤーの場合は、温風でおおかた乾かした後にスカルプモードなどを使用するとより効果的だと教えてもらいました。
実際に美容師さんに教えてもらったことを意識しながら髪を乾かすようにしたところ、髪のパサつきや広がりが抑えられ、堂々と髪を下ろして出かけられるようになりました。髪の乾かし方だけでこんなに髪の質感が変わるんだと驚きました。
これまで面倒で毛先をバサバサと手で揺らしながらドライヤーをかけていましたが、髪の毛は思っていたよりデリケートで、雑な自分に反省しました。髪の乾かし方を変えるだけでもパサつきがかなり改善されたので、これからも続けていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
イラスト/サトウユカ
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