過度なダイエットでホルモン低下、骨粗しょう症のリスク増!正しい食事術を解説

過度なダイエットでホルモン低下、骨粗しょう症のリスク増!正しい食事術を解説

40代になり太りやすくなったと感じ、ハードな食事制限や激しい運動をしたことがある人もいるでしょう。しかし、特に40代、50代は過度なダイエットは危険だそう。そこで、この年代に適したダイエット術のポイントを美容・アンチエイジング専門医の黒田愛美先生に聞きました。

急激な体重減少はホルモンバランスに悪影響

短期間での結果を求めてやりがちな過度なダイエット。でも、急激な体重減少は女性ホルモン分泌にも影響があると黒田先生は言います。

「女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)は、脳の下垂体から指令が出て卵巣から分泌されます。ホルモンが足りなければ出すように指令が出て新たに作るというシステムがあるのですが、若くても過度なダイエットをおこなうと脳からの指令がうまく出なくなり、ホルモン生成がついていけなくなってしまうのです。

私も20代のころ短期間での過度なダイエットをおこなったことで長期の体調不良に悩まされました。症状は個人差がありますが、私の場合は生理不順で、10年以上たった今でも引きずっています」(黒田先生)

若い時期でも影響が出るなら、女性ホルモンが低下する40代、50代はなおさら。過度なダイエットで女性ホルモンの低下を加速させる恐れがあるとのことです。

一番怖いのは骨粗しょう症のリスク

過度なダイエットで女性ホルモンがさらに低下すると、どうなってしまうのでしょうか。

「40代、50代の女性ホルモン低下で一番怖いのが骨粗しょう症のリスクを高めること。エストロゲンが減少すると、骨密度を低下させてしまうのです。

また、骨は負荷がかかることで強くなるのですが、体重が極端に減ると骨が強くなる仕組みに影響が出ることも考えられます。骨粗しょう症は閉経後に急増し、骨折して初めて気付く人が多い病気。少しでも骨粗しょう症のリスクを抑えることが大切です」(黒田先生)

人生最後のダイエットと張り切り過ぎるのは良くないということです。

40代・50代のダイエット食事術4つのポイント

ダイエットは急激におこなうのではなく、時間をかけておこなうことが重要。そこで気を付けたいのがやはり食事のとり方。ポイントは大きく4つあると黒田先生は言います。

保存料を含む食品を控える

加工食品には保存料が含まれているものが多いですが、保存料は腸にある善玉菌を殺してしまいます。善玉菌がなくなると腸内環境が悪化し、代謝が悪くなって痩せにくく太りやすくなってしまいます。

空腹時には食物繊維を

空腹時に糖質が高いものを食べてしまうと血糖値が上がりやすくなり、太りやすくなってしまいます。食事をとるときはまず、サラダなど食物繊維が多い食品からとるようにしましょう。血糖値の上昇を抑えてくれます。また、間食する場合も先にナッツやにぼしなどを食べてからにするのがおすすめです。

たんぱく質を積極的にとる

40代、50代はエストロゲンが低下し、筋肉の質が落ちる時期。筋トレをしてほしいのですが、たんぱく質が足りないと筋肉の質を高められません。肉や魚、大豆製品などのたんぱく質を積極的にとるようにしましょう。

良質のオイルをとる

私が日々とっているのはMCTオイルやココナツオイル。代謝を上げる効果があるので、適度な運動をすることで効率よく痩せられます。好きなドリンクに混ぜるだけなので手軽にできます。

以上、黒田先生が教えてくれた食事術です。どれも、すぐに試せそうなものばかりですよね。

まとめ

いかがでしたか? 私も10代のとき、夕食をおにぎりに置き換えるダイエットをしていたら、しばらく生理がきませんでした。40代、50代はなおさら、ダイエットの方法に気を付けなくてはいけませんね!

取材・文/mido(49歳)
ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。

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