「週3回鍋を焦がしたことも…」要領が悪い家事を効率アップできた理由は

「週3回鍋を焦がしたことも…」要領が悪い家事を効率アップできた理由は

私が高校生のころ、母はコンロの火をかけっ放しで2階に干してある布団を取り込んだり、庭の手入れをしたりしていました。沸騰したら笛が鳴るケトルだったので、お湯が沸けば気付いた家族が火を止めることができましたが、煮物の鍋などは焦げ臭いにおいで初めて気付くということがよくあったものです。

母は私を含めた家族に「近くにいるんだから見てよ!」と怒り、反対に私を含めた家族は「ひと声かけてから離れてよ!」と注意していました。47歳となった今、私は母とまったく同じことをしています。

消したつもりの火で週に3回焦がし続けた鍋

3カ月前の夜、眠る前にいつものように台所の火の元の確認に行き、右側のコンロのスイッチが入っていることに気が付きました。わが家のコンロは右側だけ一定以上の温度になると自動で火が消えるタイプ。夕飯後にやかんで火を沸かしたとき、消したつもりで消し忘れたのに違いありません。「うわ、危ない」と思いました。ところが翌朝、火を消したつもりで洗濯物を干していて、味噌汁の鍋を焦がしてしまったのです。

その後も、私は鍋を焦がし続けました。週に3回鍋を焦がしたときは落ち込み、高校生の息子に話したところ「ぼけたら施設に入れるから」と言われ、まずいと思いました。

気付けば夕方。家事が全然終わらない毎日

自分の家事を振り返ると、洗濯物を干している際中に「ごみ出ししなくちゃ」と思い付いてごみをまとめ始め、今度は「お湯沸かさなくちゃ」とまとめている途中のごみ袋を台所に置きっ放しにしたままやかんに水を入れるなど、思いつくままに家事に手を出していました。

夕方、区役所から流れる17時の音楽を聞いて、畳まれていない状態の洗濯物やまとめたけれど捨てに行けなかったごみ、整理しようと床に広げた書類など、中途半端な家事の残骸に「今日も全然家事が終わらなかった」と、どっと疲れが押し寄せてくることがたびたびありました。若いころはちゃんと家事ができたのに。認知症の検査を受けたほうが良いのかしらと悩みました。

その後、実家に帰った際、私の母と家事の仕方がまったく同じだと気が付き、思いつくままに手を付けるのは、私が年を取り、だんだん母に似てきたからなんだと腑に落ちました。でも、今のままでは鍋どころか火事を起こしかねないので、早急に改善策を考えようと真剣に取り組むことにしました。

キッチンタイマーで1つの家事に集中する

まず、火を使っているときは火の元を離れず、食器を拭くなど台所の家事をすることにしました。また、私が使っているやかんは大体10分で沸騰するので、キッチンタイマーをセットすることにしました。

次に、若いころと比べて何をするにも時間がかかるので、自分がどの家事にどれだけ時間がかかるかを把握しました。洗濯物を干すのに量が多いときは30分、少ないと20分、夕飯作りは1時間など計測しました。

最後に1つの家事に集中するために、キッチンタイマーを15分に設定して家事をすることにしました。15分の理由は、10分では短く20分だと長く、自分が集中できるちょうど良い時間だったからです。結果、鍋を焦がすことはなくなりました。

また、キッチンタイマーが鳴るまではそのときどきに手がけている家事に集中できるようになり、家事の際中にあれをしなくちゃと思い付いても、終わったら次にしようと思えるようになりました。

まとめ

自分の家事にかかる時間を把握し、キッチンタイマーを使って家事をするようになってから約1カ月になります。家事の効率が上がり1日にできる家事が増え、そのおかげで「今日私は頑張った」という自己肯定感も上がりました。今は家事だけでなく、毎日15分間だけ苦手な片付けや後回しにしがちなペン字の練習にチャレンジするためにもキッチンタイマーを使用。おかげで集中してできるようになりました。

これからもキッチンタイマーを利用して、家事の効率化を図り時間を有効活用していきたいと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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