夫「カーテン開けないで」朝の光をめぐる小さなすれ違いが呼んだ、思いがけない夫婦の変化とは
目次 1. 夫のひと言に固まった朝 2. 私にとっての日差しの意味 3. 譲れない価値観の違い 4. まとめ 譲れない価値観の違い 夫にとっては服の色が …
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入社後3日ほどは、社長から指示された業務をこなしてなんとか無事に終えることができました。しかし、4日目に社長から「申し訳ないんだけど来週旅行に行くので1週間休みにしてもらえます? 言い損ねてて」と、唐突に休みを告げられたのです。私はびっくりして「いきなり休みと言われても困るんですが……」と困惑していると「まだ入社したばっかりでそんなに仕事もないし」とほぼ開き直られたのです。
仕方なしに1週間休むことに。1週間後に出社すると、不安に思っていたことが現実に! 仕事を教えると言ったものの、これまで作成したことのない公的書類などについて確認すると「インターネットで調べて」とひと言。
また、当初はパソコンは初級レベルでもOKとのことでしたが、高度なスキルを要求してくるため「経験がないのでやり方がわからないです」と正直に伝えると、「え、事務経験ありなのに!?」と小馬鹿にしたような返事が。パソコンのショートカットキーをうまく使えない様子を見て「これくらいわかるっしょ」と、イラー!っと来る態度で接してくるようになったのです。
さらに「来週ゴルフに行くから休みで」「明日病院で会社に来ないから休みにしてください」と、自己都合で唐突な休みを言い渡されるため、思うような勤務ができませんでした。

パート雇用が初めてということで、雇用に関する環境がまったく整っていなかった会社。雇用契約書の交付や勤怠管理ができるソフトを取り入れたり、私なりにパート雇用の環境を整えました。
しかし、業務の指導をほとんどしてもらえず、ソフトの使い方や書面の作成方法をインターネットで調べながら業務を進めていたことに不安と不満を感じるように。さらに、仕事をしている傍らでカップラーメンのにおいを部屋中に充満させる、コーヒーをズズズと音を立てて飲んだりガムをクチャクチャ言わせてかむなど、業務とは関係のない社長の一挙手一投足にまでストレスを感じるようになってきたのです。
3カ月ほど勤務をしましたが、唐突な休みの申し出は相変わらず続き、業務に関してもきっちりと引き継ぎをしてもらえませんでした。給料はちゃんと払ってくれるものの、もうここで働くの無理……と思った私は、退職を決意しました。退職したい旨を社長に伝えたところ、どうやら私が退職を考えていたとはまったく思っていなかったようで大変驚いていました。
その後、時々その会社で求人が出ているかをチェックしていますが、早いペースでパート募集の求人が出ているので、きっと私の後任のパートさんも同じ状況ですぐに退社しているのかもしれません。
希望条件ぴったりでパート入社した会社。しかしいざ入社すると、親戚のおばさん扱いのような社長の態度にびっくりしてしまいました。
せっかく入社した会社を辞めることに不安を感じましたが、転職したのは時間と心の余裕を作るためでした。ずっと不安とストレスを感じて働くより、楽しく働きたいと、思い切って退職して後悔はありません。働く条件なども大切ですが、やはり働く環境も大切なのだと感じた体験でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/もふたむ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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