湯船に浸かることで予防し、マッサージで対処
私は布団に入って、テレビを見ながら寝てしまうんです。電気がついていることもしばしば。いわゆる寝落ちというものですが、朝早く起きたい私にとってはテレビが目覚まし時計になり、起きたい時間に起きられる方法です。
だから、寝る前に何かやることはできないと諦め、ネットで調べて、しっかり湯船に入るのもこむら返りを防ぐようなので実践することに。夏は朝晩シャワーをするだけだったのですが、夜は湯船に入るようにしました。すると、こむら返りになる回数が減ってきました。冬の凍てつく日は温浴効果のある入浴剤を入れて、湯船にしっかり浸かることもあります。
足がビーンとなったときの対策についてもネットで習得。以前はふくらはぎをガンガンたたいていたけれど、ふくらはぎ全体をやさしくマッサージ。血行不良もこむら返りの原因なので、くるぶしから太ももへ、やさしくなで上げて血行を促すようにしました。つま先をつかんですねのほうに引き、ゆっくり戻すを繰り返してふくらはぎの筋肉を伸ばすのもいいようです。
まとめ
こむら返りは一過性のものですが、頻繁に繰り返す場合は筋肉や神経、甲状腺の病気などの疑いがあるそう。実は私はこむら返りを繰り返していた数カ月後に、椎間板ヘルニアを発症しました! 何度も繰り返すようなら病院で診てもらうといいと思います。そして、豆知識。こむら(腓)ってふくらはぎを意味するんですね。今の今まで知りませんでした。厄介な体を引きずりながら今日もなんとか生きています。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。