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毛量が減ってボリュームダウン、うねり、パサつきなど年齢に伴う髪の悩みが増えてくる40代・50代。さらに丸顔や二重あごなど、フェイスラインの変化によってどんなヘアスタイルにしてもバランスが取りにくいと感じることも多いのでは? そこで2024年10月に60周年を迎えた「TAYA」の美容師に、悩みを解決するヘアスタイルのポイントやスタイリング方法を聞きました。ヘアスタイルのイメージ写真と共に紹介します。
★関連記事:【40代からのグレイヘア】移行のコツから髪型、メイク、ファッションまで徹底解説
教えてくれたのは……
末藤 礼さん(美容師/TAYA 丸の内店 主任 トップデザイナー)
任せてよかったと思っていただけるよう、一人ひとりのお客さまとの出会いを大切にしている。ヘアだけでなく、海外のヘアショー参加や国内での雑誌撮影など多数のキャリアを持ち、TAYA のトップメンバーが集結するクリエイティブチームにも所属。サロンワークの他に撮影でのメイクも担当。とにかく美容が好き!な美容室TAYA のヘアデザイナー。

【ヘア①薄毛カバー】頭皮をふんわりさせることでリフトアップ効果が。レイヤーを入れて、根元の立ち上がりを出します。さらに分け目を曖昧にすることで薄毛をカモフラージュ。
40代・50代に多いのが薄毛の悩み。主に頭頂部の髪にボリュームがなくなる、分け目の地肌が透けてしまうといったご相談を受けます。カバーするには、頭頂部の根元を立ち上げることが第一。トップが立ち上がりやすくなるレイヤーカットを検討してもいいでしょう。美容師に相談してみてください。
ただし、頭頂部だけにボリュームをもたせると縦長のフォルムになってしまうので、バランスを見ながらサイドもふんわりボリュームアップする、いわゆる「ひし形シルエット」をつくるとリフトアップして見える効果があります。
トップをボリュームアップするには、タオルドライした後にベースのスタイリング剤をつけてからドライヤーで乾かすと◎。初めに分け目の毛流れと逆方向にドライヤーを当て根元を立ち上げるようにし、ある程度乾いたら毛流れに沿って風を当てて整えていきましょう。
ベースのスタイリング剤は、今後伸びてくる髪の毛のために「アデノバイタル ボリュームセラム」(資生堂プロフェッショナル)など、頭皮ケアやハリコシが与えられるローション(いずれもスプレータイプ)を使うのがおすすめ。ブロー後、軽めのオイルで仕上げてボリューム感をキープします。

【ヘア②うねり髪カバー】うねりをあえて生かしたショートボブ。襟足のほうにグラデーションをつけています。パーマをかければお手入れもラク。パーマは中間から毛先にかけると◎。
ヘアスタイルでは面で見せるストレート系よりショート系のパーマなどのほうが、うねり・パサつきが目立ちにくくなります。もしくは、クセや悩みに合わせた髪質改善や縮毛矯正系の施術をするのもおすすめです。
うねり、パサつきはダメージを受け、毛髪内部が空洞化したことによって起こります。
髪の構造を「のり巻き」に例えると、のりの部分が「キューティクル」でご飯の部分が「コルテックス」と呼ばれるたんぱく質になります。具の部分は髪の芯に当たり「メデュラ」と言います。加齢やダメージなどにより、ご飯(コルテックス)が外に出てしまうと、のり巻きの中(毛髪内部)に空洞ができたり偏りが出たりして、うねりやパサつきが現われるというわけです。
40代・50代は女性ホルモンの影響や白髪染めの頻度が高くなることで、若いころよりも、髪がダメージを受けやすい状態になっています。なりたい髪質に近づけながら、いろいろなヘアスタイルにチャレンジをしたいのであれば、ぜひ美容師に相談してみてください。
例えば髪質改善を目指す「酸熱トリートメント」では、毛髪内部のコルテックスを結合させることでうねりを抑え、ストレート効果を高めることができます。最近では髪質改善をしながらカラーができる薬剤もあり、おすすめです。
タオルドライをした後、内部補修成分が含まれているスタイリング剤(スプレータイプ)をなじませてから乾かします。髪の毛の流れに沿ってドライヤーを当てることで、キューティクルが整い、ツヤを出すことができます。ざっと乾かすのではなく、スタイリングをしながら乾かすイメージでドライヤーを当てましょう。
仕上げはオイル系のスタイリング剤を使ってツヤを与えたり、クセやうねりを抑えたりする保湿剤で整えます。
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