「またシミが増えた…」専門医が教える老化を抑えるビタミンCのとり方

「またシミが増えた…」専門医が教える老化を抑えるビタミンCのとり方

シミ対策にはビタミンCが良いということは広く知られていますが、効果的なとり方というと……? なるべくビタミンCが豊富な野菜や果物をとるくらいしか思いつかなかったりします。美容・アンチエイジング専門医の黒田愛美先生にビタミンCの効果的な摂取法を聞きました。

40代以降はなぜシミが増える?

そもそも、どうして加齢とともにシミは増えるのでしょうか。

「過労やストレス、紫外線や添加物、排気ガスなど、私たちの周りには活性酸素を増加させる要因がたくさんあります。シミはこの活性酸素が過剰に発生することで血行不良になり、皮膚の再生能力が落ちてメラニンのターンオーバーが乱れることで生まれます。

若いときは活性酸素を除去する能力が高いのですが、年を重ねるごとに活性酸素を除去する能力は落ちていきます。さらに更年期に入ると女性ホルモンが乱れて一時的にメラニンの生成が高まります。40代以降になると急にシミが増えるのにはいくつかの要因が重なっているのです」(黒田先生)。

シミ対策には抗酸化作用が高いビタミンC

加齢とともに落ちる、活性酸素除去能力。それを補ってくれるのがビタミンCだそうです。

「人間は本来、不必要な活性酸素を除去する酵素や栄養素をたくさん持っています。それをうまく利用させるにはミトコンドリア機能を上げることが大切です」(黒田先生)。

ミトコンドリア機能とはちょっと聞き慣れない言葉ですが、人間の生命に欠かせない機能だと言います。

「体の中には60兆くらいの細胞があって、その細胞の中にミトコンドリアというエネルギー産生器官があります。ミトコンドリアはATPというエネルギーを作って、私たちの行動や生命を維持し、支えてくれているのです。しかし、加齢などミトコンドリア機能が低下すると活性酸素処理能力が低下し、体内に炎症が起きたり、疲れやすくなったり、消化不良になったりと生命活動も低下してしまいます。

そして、そのミトコンドリア機能を上げるためにはビタミンCが必要不可欠な栄養素とされています。ビタミンCは活性酸素を除去してくれる抗酸化物質だからです」(黒田先生)。

つまり、若いときよりも40代以降になったら多くのビタミンCが必要だということです。

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