
妊娠・出産後も、すっきり元の体に戻るセレブたち。それにひきかえ、鏡に映った自分はおなかやおしりにぽってりとお肉が付いたまま……。私は産後、体重は減っても体形が戻らないことにショックを受けました。30代前半よりも代謝が落ち、アラフォーになってなんだか風邪もひきやすくて、体も重い……。これは、そんな老化の一途をたどるのを少しでも食い止めるためにジム通いを始めた私の体験談です。
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鍼の先生が教えてくれた体の悲鳴!
昨年、手足の冷えにとどまらず体全体がいつも冷えているように感じていました。そこで軽い気持ちで近所の鍼灸院の門をたたいたことがそもそものきっかけでした。
「足先の冷えがつらくて……」と口を開こうとした矢先、治療台に腰かけた私を見るなり、「ひどいゆがみですね」と鍼の先生がひと言。私は右肩で荷物を持つ癖がある上に、少し前まで子どもを右側でばかり抱っこしていたので、いつも右肩にずっしりと負荷がかかっていました。その反動からなのか、何も持っていなくても自然に右肩が上がり、右の腰が伸びて左腰が縮んでいるという状態に。肩、腰、脚と順にみてもらうと、体の左右の非対称が血行不良を引き起こし、代謝の悪さの原因になっていることがわかりました。
鍼の先生に勧められたのは、まず片側ばかり負荷がかかるのを避けること。荷物の持ち運びはリュックサックにし、体がゆがんでいることを意識するだけでも、姿勢改善の一歩になるそうです。そして、とにかく体を温めて血行を良くすること。お風呂に入るのも1つの方法ですが、運動をして筋力を付け、血流を良くすること、ホットヨガで体を外と中から温めることも今の私には効きそうだとのことでした。
文科系一筋でも続けられるジム選びのポイント
鍼の先生に指摘され、運動を始める決意をした私。通える範囲にあるのは、施設完備型ジム、女性専用ジム、ホットヨガスタジオ。でも考えてみれば、学生時代から文科系一筋だったので、続けられる自信なんてありません。そこで次のポイントを意識してジムを選ぶことに。
●スタジオプログラムへの参加しやすさ
参加可能な時間帯に気になるプログラムがあるか。
●体を温めるプログラムの有無
ホットヨガがあるか(ホットヨガ専用スタジオでなくてもホットヨガプログラムがあれば可)。サウナ、大浴場などの施設もチェック。
●女性目線での使いやすさ
清潔かどうか、混み具合はどうか、気軽に行ける雰囲気かどうか(服装を含めて)。
●月額料金
設備が立派でも月謝が高かったり、月謝が安くても予約が取りづらかったりすると十分に活用できないので、料金とサービス内容が適切か。
最終的に私が選んだのは、女性専用ジム。プログラムは充実しているのですが、プールがない分、月額料金が安いのが魅力。またヨガ用のゆったりしたウエアや露出の多い格好でも、周りの目を気にしないで済む気軽さも決め手になりました。