「大量の経血が7日以上も…」穏やかな閉経を迎えるはずだった私に下された診断は【体験談】
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ある日、お風呂上がりに胸の真ん中が急にキューッと痛くなると同時に背中も痛くなり、さらに喉が締まる感じになりました。
更年期のことを調べているとき、更年期に胸の痛みが起こることがあるとあったので「これも更年期のせいか……」と思いましたが、胸の痛みは一向に治まらず、治まるまで10分ほどかかりました。「この胸の痛みは更年期のせいじゃないかも」と思い、後日循環器内科を受診しました。
先生の話では「疑わしいのは狭心症。でも、食道や胃が悪くても胸が痛くなることがある」とのことで、まずは心電図と胸部X線検査を受けましたが結果は異常なし。ただ狭心症の可能性も否定できないということで、念のため後日24時間ホルター心電図検査を受けましたが、こちらの検査でも心臓に異常はありませんでした。
実は胸が痛くなる1週間ほど前に、会社の健康診断がありました。最初に循環器内科に行ったときにはまだ結果が出ていなかったのですが、ホルター心電図検査の前日に結果が届き、「食道裂孔(しょくどうれっこう)ヘルニア/加齢や筋力低下などが原因で、胃の一部が横隔膜の穴(食道裂孔)から胸のほうに飛び出してしまう病気」と診断されていたことが判明。検査の後、先生に健康診断の結果を見せたところ「胸の痛みは、食道裂孔ヘルニアが原因かもしれないね」ということでした。
半年ほどの間に私が経験した症状は、すべて目にしたことのある更年期の症状だったので「とうとう更年期が来たのだな」と思いました。また、胸の痛みは更年期によるものではありませんでしたが、胸の痛みの原因と思われる食道裂孔ヘルニアは加齢が原因だそうで、紛れもなく自分が老化しているという事実を突きつけられる出来事でした。
産婦人科で処方してもらった漢方薬のおかげか、153日ぶりに生理が再開。周期は不安定ですが生理は続いています。頭痛や肩凝り、ホットフラッシュも落ち着いているので、漢方薬を飲み続けてみようと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
イラスト/村澤綾香
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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