「もしかして更年期障害?」と思ったら知っておきたい対策5つ【医師監修】

「もしかして更年期障害?」と思ったら知っておきたい対策5つ【医師監修】

日常生活に支障が出るほどの疲れ、めまい、イライラやのぼせ、不眠などは“更年期症状”ではなく “更年期障害” と呼ばれます。病院を受診するにしても、受診の前にいろいろな対策があることを知っておけば治療はよりスムーズに進むでしょう。更年期障害の対策として主な方法を産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。

ホルモン補充療法でエストロゲンを補充

更年期障害の治療というと、まずホルモン補充療法が思い浮かぶ方も多いでしょう。

「ホルモン補充療法とは、更年期に急激に減少した女性ホルモンのエストロゲンを薬で補充する方法です。

のぼせやほてり、発汗や動悸、うつやイライラ、関節痛や頭痛といった身体的、精神的症状の緩和が期待できます。また、肌や髪にツヤが出るなど美容面でも効果を実感する人が多いようです。

使用期間の目安は5年ですが、効果の高さからやめられない方もいます。また、乳がんなどがんのリスクも報告されていますので、がん検診と並行して進める必要があります。メリットとデメリットをよく吟味してから治療をスタートすることをおすすめしています」(駒形先生)。

漢方薬で体全体の調子を整える

駒形先生のクリニックでは、更年期の女性に対して漢方を処方することも多いそうです。

「漢方医学は、身体全体の状態を総合的に診て、崩れたバランスを正しく戻す治療をおこないます。一人ひとりの体質が重要で、同じ症状でもその人の体質によって処方される漢方薬の種類が異なるというのも大きな特徴です。

身体全体の調子が整うことで、一つの症状だけでなくほかの症状が改善されることもあります。更年期障害の場合は、血の巡りを良くする漢方薬を処方しつつ、生活習慣のアドバイスをしていきます」(駒形先生)。

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