
一番下の息子の幼稚園の運動会で、上の子が幼稚園児だったころの友だちに数年ぶりに会ったときのことです。その友だちは私をひと目見て「え? どうしたん? 何があったん!?」とひどく驚いた様子。「わかっているよ。それ以上言うな。何が言いたいのか、わかってる」とだけ言い返しました。高校の同窓会に行っても「完全なおばちゃんやなぁ」と。そう言われても仕方ありません。私は5年前に息子を出産してから10kgも太ったのですから!
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以前のように体重が戻らないのはなぜ?
30代で3人の子どもを出産しました。1人目を産んでから2人目の出産まではそれほど期間が空いていなかったこともあり、妊娠で体重が増加しても、授乳ですぐに減少。体形も元に戻っていました。しかし3人目の子どもを出産した30代後半。一度は授乳で減った体重が、断乳するとみるみる増加。3人目が5歳になった今、なんと1人目の妊娠前より10kgも太ってしまいました。
当たり前のように体重は戻ると思っていたのに戻らない……。戻らないどころかどんどん増えていく……。しかも太り方がなんだか以前とは違います。横に太るというより、重力のままに腕、おなか、おしり、あらゆるところがどんどんたるんでいくみたい。これってやっぱり、加齢のせい?
脂肪が付きやすいのも加齢のせい?

調べてみたところ、更年期は女性の人生の中でも太りやすい時期と言われています。体力が衰えるとともに基礎代謝が低下し、体重が増加するそうです。また、女性ホルモンのエストロゲンが加齢とともに減少するので、若いころより脂肪が付きやすくなり、肥満体形になりがちだそうです。
私も見事に二の腕が垂れ下がり、下腹の肉がパンツやスカートのウエスト部分からはみ出るようになってしまいました。おかげでまだまだ着たかったワンピースもパンツもジャケットも入らなくなり、若かったころの洋服を一掃することに。
ただの産後太りとばかり思っていたのですが、それだけではなく、加齢も影響していたのだと思います。以前はもっと細かったのに、年齢とともに体重が戻らなくなり増加の一途をたどったせいで、いまや典型的なおばちゃん体形になってしまいました。