3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、入院前までの慌ただしい毎日がうそのように、入院生活を楽しんでいたらとんでもないことが起こり……。
★前回:「なんでもっとしなかった?」手術後にめっちゃ後悔したことは #43歳で腎がんになった話 14
無事手術が終わり、翌日には歩行訓練も。
手術2日目以降も、順調に回復していきました。
元気になってくると、入院生活ってまあまあ天国。
入院前までの慌ただしい毎日がうそのようです。
まず、ありあまる時間で動画を見たり、ブログを描いたり読んだり。

疲れてきたら、お昼寝したり。

起きたら、ごはんが運ばれてくるし。

入院中、涙もろくなりがち。
食べたら、また昼寝して

そんなことをしていたら、案の定とんでもない便秘(5日間)に!
元々便秘しやすいのに、動かなかったら当たり前なんですが……。

下腹がパンパンで、傷が開きそうだったので(まあ開きませんけど)、便秘薬の力を借りてなんとか生き返りました。
反省して、その後は毎日、中庭を散歩。
イヤホンで音楽を聴きながら、春のひだまりの中を歩く……。
平和すぎやしませんか。
おなかを切って腎臓を取ったなんて、忘れてしまいそうです。
っていうのも、あの硬膜外麻酔のチューブがまだ背中に刺さっていて、痛み止めが入っているおかげなんですよね。
これがないと、きっともっと痛いはず。
あんなに怖がっていたけど、今はありがとうと言いたい……。
ただ、ずっと直視できなかったのが、おなかから出ているドレーン(体内にたまった血液、リンパ液、膿などを体外に排出するための管)。
痛くはないんですけど、結局怖いんです。
おなかに管が刺さっているという事実が……。
でも、傷周りはなんかかゆいし、どの辺についているかを見ておかないと、寝ぼけてうっかり触っちゃいそう。
恐る恐る見てみると……
※閲覧注意かも(多分、大丈夫)。