3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、前回に続き、手術で取った腎臓の病理検査の結果について。がんの転移のこと、転移したときのステージのこと、知らなかった事実がわかり……。
★前回:「アボカドみたい…」手術で取った腎臓の病理検査の結果を聞いてみたら #43歳で腎がんになった話 20
この診察の前に、この先どうなるかなと旦那と話をしていて

こんなことを言ってました。
今まで一度も腎臓をエコーで調べたことなんてなくて、血尿と疼痛があったからたまたま発覚しただけの腎がん。
とりあえず手術で取れたし、運良く転移もなかった。
いつからあったかわからないようながんでも取り切れたんだから、この先は頻繁に検査するなら、転移したとしても見つかる腫瘍は初期の初期のはず……。
そんなに怖がる必要なくないか?
というのが旦那の見解。
……っていうことなんですかね?と、診察で先生に聞いてみた。
そしたら

そ、そうですか……。
何にも知らなかったな。
しかも、もう一つ最近まで知らなかったことだけど、腎がんが転移して肺に腫瘍ができたとしても、それって最初に肺がんに腫瘍ができた場合とはまったく別物なんですね。
どこに転移しても、腎がんが原発なら腎がんの性質を持っているということ……。
そしたら、腎臓から転移した腫瘍には、放射線が効かないってことなのかな?

※あくまでイメージ
あと、最後にこれも聞いておきたい。
「転移を防ぐために、できることは何もないんですか?」
誰もが気になるところかと思います!
先生によれば、予防治療?みたいな方法はなくはないけど、効果が確立されていないので特に推奨はしないとのこと。
「生活習慣レベルで自分でできることもないですか?」
それについては転移しないようにというよりも、とにもかくにも残った腎臓を大切にしてくださいということでした。
私がもともと血圧高めだったこともあり(低くて110-70、ちょっと調子が悪いと上が150超え。かかりつけ医の先生とは、まだ薬は飲まなくてもいいけど、様子を見て必要なら考えましょうという話をしていた)、これからの食事はまず塩分を気を付けるように言われました。
うぅ……もう坦々麺とか食べれないのか。
でも、転移しないためにできることは少なくても、腎臓を長持ちさせるためにできることは多いし、確実に自分でなんとかできる。
それに、術後の痛みさえこのままなくなれば、もうあとは何でもしていいとのこと。
フルマラソンレベルでなければ、運動もオッケー!
腎臓片っぽでも、あまり支障ないんだな。
最後に先生、力強く