
40代後半で急にシミが増え出したころ、以前、皮膚科の医師から言われたことを思い出しました。私は、メラニンの働きが普通の人よりも活発だそうです。これは皮膚のことだけを考えると保護機能が優秀ということで良いことなのですが、「何も対策をしないでいると、更年期のころには体中、シミだらけになるよ」と言われた記憶が……。これはシミ対策を本気でしないとマズイ!と、50歳を目前に決意しました。
更年期のシミの原因は?
出産後の30代後半、シミができ始めました。若いころから粉白粉と頬紅、口紅ぐらいのメイクしかせず、ファンデーションを塗ることは年に数回程度でした。しかし、40代半ばを過ぎるとシミが目立ち、ファンデーションが必須になりました。そしてついには、ファンデーションを塗ってもシミを隠せなくなってしまったのです。
シミをなんとかするため、まずは以前通っていた皮膚科に行きました。医師によると、私のシミはメラニンの働きが活発なことに加え、貧血による鉄分不足で活性酸素をやっつけてくれるカタラーゼという酵素が少ないのが原因とのことでした。紫外線を浴びてシミの素となる活性酸素が発生しても、活性酸素をやっつけてくれるカタラーゼが作られるのですが、私の場合はカタラーゼが少ないのでシミができやすいようです。
食事やサプリで体の中からシミ対策
まずは、食事内容の見直しとシミ予防薬の服用を始めました。食事内容の見直しとしてシミ予防に良いと聞くビタミンや鉄分も積極的にとるように。ビタミンAと鉄分補給にはレバーの煮つけ、ビタミンCはピーマンやキウイなど、ビタミンEはナッツ類を少量でも毎日食べるようにしました。
シミ予防のサプリメントや薬は薬局で1度購入したのですが、毎月1万円弱もするので値段的にキツイなぁというのが正直なところでした。そこで、皮膚科に相談して、同じ成分の薬を処方してもらえることになりました。処方薬なので効果も期待できるし、保険適用なので家計の負担も少なく継続して飲み続けられるのも良かったです。