
実年齢はアラフィフですが、気持ちは永遠の30代なので、揚げ物が好きという食の好みや生活スタイルは若いころと変わらないまま。でも体は正直なようで、40代半ばくらいから油物などを食べ過ぎると食後から翌日にかけてどうも胃腸が重く感じ、気持ち悪さが残るように。食べたいのに食べられないというもどかしさと戦うようになってきました。
天ぷらを食べ過ぎたあとに襲ってきた体の異変!

今でもから揚げ、天ぷら、ハンバーグなどは大好きで、食の好みは若いころから変わっていません。油っこい物や、肉々しい物を食べる頻度は減ったものの、やっぱり好きなのでたまには食べたくなります。自宅では調整できますが、外食をするときには食べ過ぎたかな?と思う量を食べてしまうこともあります。
あるとき、和食屋さんで天ぷら定食を注文したら、想像以上にてんこ盛りの天ぷらが……。残すのも悪いと思って完食したら、家に帰ってから体に異変が現れました。二日酔いのような気持ち悪さと、おなかがず~んと重い感じがして、歩くと響くのです。激痛とかではないので、1日ほど様子を見ていたのですが、良くなる気配がないので内科を受診することにしました。
すると食べ過ぎによる胃もたれのようで、胃は年齢の影響を大きく受ける臓器のようなのです。加齢により胃粘液量が減ってくるために、いろいろな刺激を受けやすくなるそうです。そして胃の運動機能も低下してきて、消化活動が停滞し、食べ物が胃の中に長時間残り、胃の不快感をもたらすそうです。加齢により体は変化してきているのに、昔のままの食生活をしていたために起きた症状でした。
欲を満たす食事から、体のための食事へ

天ぷら食べ過ぎ事件のあとも、ギョーザとビール、肉汁たっぷりのハンバーグなどを食べると、ちょいちょい胃の不快感が現れるようになりました。食事に関してはアレルギー食材に注意しているくらいで、他は気にせず何でも食べていて、特にビールとギョーザの組み合わせなんて最高で、10個くらいはペロっと食べていました。でも今は、大好きなギョーザも半分くらいにしておかないと後悔することになります。
昔みたいに好きな物を満足いくまで食べることができなくなってきたのだと思うと、何だかとっても切ない気持ちになってしまいました。とうとうこの年代が来てしまった!というのが正直な感想です。でも、何事も発想の転換!とポジティブに考えることをモットーにしているので、あれも食べられない。これも我慢……。ではなく、これを機に食欲を満たすためだけの食事ではなく、体の仕組みを勉強して、体のための食事を心がけていこうと思いました。
次の章では、食事内容の見直しとその結果についてお伝えします。