
40代に入ったころから、肌にツヤや潤いを感じなくなり、顔全体が暗くなってきたように思えていました。職場でも「顔色悪いよ? 疲れてる?」などと頻繁に言われるようになり、鏡を見るのも嫌気がさし、やがて外出も控えるようになったのです。
しかし、このままではダメだと、自分の肌の復活を信じ心機一転。肌の基礎から学ぶことを決意しました。
★関連記事:「やりがちだけどNG!」シミが増えるスキンケアの対策とシミを消す方法【美容専門医】
いつの間にこんな大きなシミが?
40代のある日、洗顔後にふと鏡を見ると両頬が赤茶色になっていることに気付きました。焦った私は手鏡でまじまじと自分の顔を見直したところ、くっきり赤茶色のシミがいくつも確認できました。これまではポツポツとしたシミや多少の肌トラブルはわかっていましたが、さほど気にすることもありませんでした。「メイクで隠せばいいや」くらいの気持ちで、シミを消すための有効なスキンケアなんて諦めていたのです。しかし、こんなに広がってしまっているシミを放置なんてできません。
それから、鏡を見るたびシミにしか目がいかなくなったのです。いったい何から始めていいのか、何を改めればいいのか、逆に何を続ければいいのか……。考えるだけでも嫌気がしていました。肌トラブルとは無縁のように見える美肌の女優さんは、どうせ何万円もする高額スキンケアコスメを使ってるんでしょ?と思い、自分にはまねできないし、諦めるしかないと決めつけてしまってもいたのです。
諦めるのはまだ早い?
厳しい現実をまじまじと突き付けられ、長い間かなり落ち込み、大きなストレスとなっていきました。しかし、いつまでも落ち込んではいられないと考え直しました。まず私が取り組んだことは、肌の基礎を知ることでした。
近年では、肌に良いとされる食事や睡眠の取り方、また紫外線対策と肌トラブルを回避できるとされるスキンケア方法などの情報を、SNSやネットで発信している美容家さん・皮膚科医さんから入手できるので、毎日ひたすら読みあさりました。
その結果、今まで私が毎日してきたスキンケアの見直すべき点がたくさん書いてあり、大きなショックを受けたのと同時に、見直していく決心をつけるきっかけとなったのです。