甲状腺とうまく付き合うことを意識
お医者さんからは「ひとまず様子を見ましょう」と言われ、甲状腺の腫れがさらにひどくなる、生活に支障が出るような症状が現れるなどしたら、病院に行くことになりました。甲状腺機能低下症の傾向が一度現れたら、それが完全に消えることはないそうです。うまく付き合っていくしかありません。心がけるように言われたことは、疲れをためない、ストレスを避ける、規則正しい生活をする、この3点でした。
そこで私は、職場の関係者には甲状腺のことを伝え、疲れがひどいときは休みを取るようにしました。疲れがたまると首が腫れて苦しくなります。そんなときは仕事や生活のペースを落として、とにかく疲れを取ることに専念。そんな生活を3年ほど続けていたら、自然と増え過ぎた体重が落ちていきました。
まとめ
食べ過ぎや運動不足による肥満と思っていましたが、私の場合は甲状腺の機能が低下していることが原因でした。首の太さは、見るとわかる程度に腫れていますが、一時期よりは落ち着いています。40歳を超えて、私は体重や体型に変化が出てきましたが、今回のように体の不具合が肥満に結び付いているケースもあるようです。この経験から、今後も体重や体型に急激な変化が見られたら、健康診断をかねてこまめに病院に行こうかなと思うようになりました。
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監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)
【天神先生からのアドバイス】
経過観察でいいくらいの甲状腺機能低下傾向なら不規則な生活のほうが影響していたのかもしれませんね。ただし、今後も定期的に甲状腺のホルモン検査はしてもらったほうが良いでしょう。
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