
私は10代のころから白髪があります。いわゆる若白髪です。事故で手術をして、たくさんの薬を服用したのが原因と医師に言われていました。だから、私にとって白髪とは年齢に関係なく生えているものであり、加齢と結び付くようなものではありませんでした。それが30代半ばごろ、ふと気付いたのです。昔より白髪の量が増えている、白髪が生えるペースが早くなっていることに……。
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若白髪のはずがいつの間にか加齢による白髪に!

10代のころから白髪が生えていました。とはいっても、髪をかき上げたらまばらに生えている程度。白髪の量は少なく、奥に隠れていたので染めるほどではありませんでした。もちろん量が少なかろうがなんだろうが、思春期の私にとっては大問題。私自身はすぐにでも染めたくて仕方がなかったのですが、10代で染めると髪が傷むから良くないと母に止められ、我慢していました。
社会人になって、やっと市販の白髪染めを使用しました。最初のころは母に手伝ってもらい、自宅で白髪染めをしていました。見事に白髪がなくなり、念願の黒髪をゲット! 髪をかき上げても黒髪だったので、とにかくうれしかったです。最初は2カ月に1回くらいのペースで染めていました。しかし30代に入ってからは1カ月半に1回。さらに年を重ねて、30代も後半になると1カ月に1回の頻度にペースアップ。なんだか白髪が増えるのが早くなっている? そう……気付いたら、もはや若白髪でなく、加齢による白髪だったのです。
まずは100均アイテムで根元の白髪隠し
40代に入るとますます白髪の勢いが止まらなくなりました。市販の白髪染めを使っても美容院で染めても、1週間くらいで根元のほうが白髪に戻ってしまいます。長さにすると1mmくらいなのに、これが意外と目立つんです。そこで根元の白髪を隠すべく、自分に合うアイテムを探すことにしました。
まず目を付けたのが、100円均で見つけたスティックタイプの「白髪隠し」。なんといっても100円という価格が、頻繁に染めなければならない40代女子の私には魅力的。「100円ならダメでもいっかぁ」という軽い気持ちで購入してみました。見た感じは大きさもデザインもまるっきり口紅。フタを取ると、これまた黒い口紅にしか見えないものが出てきました。
白髪に塗ってみると、なんだかクレヨンでも塗っているようなベタッとした感覚。でも、鏡で見たら白い部分がしっかりカバーできていました。このアイテムの良いところは、コンパクトなので持ち歩きに便利なこと。バックにポンと入れておけば、気になるときにサッと出して簡単に塗れるのがいいなと思いました。難点は水に弱いこと。以前、突然の雨で髪が濡れたら落ちてしまったらしく、鏡を見たら白髪が目立っていたんです。