
自分の顔は自分が一番知っているつもりでしたが、年齢を重ねても意外とどこがどのように老けたのかわかりませんでした。そんなとき、20年ぶりに会った友人が今と昔の私を比べてどこが老けたのか教えてくれたのをきっかけに、若返り作戦を実行しました。
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友人との20年ぶりの再会

先日、かれこれ20年近く会っていない学生時代の友人A子と会いました。学生のころいつも仲良くしていた子で、このたびめでたく再婚すると連絡をくれたのです。そのお祝いも兼ねて、しばらくぶりに2人で食事に行くことに。20年も会っていなかったので少し緊張したのですが、会ってみると彼女は昔と変わらず気兼ねなく話せる人で、近況報告や昔話などおしゃべりに花が咲き、とても良い時間を過ごせました。
それから度々お互いの都合を合わせて会うようになったのですが、あるとき私は思い切って彼女に聞いてみたんです。「20年ぶりに会った私って、老けてた?」。突然そんなことを聞く私にA子は爆笑していましたが、真剣な私の顔を見ると少しだけ悩んで「若干老けた」と遠慮気味に答えてくれました。
昔と今の私の顔の違いを卒直に聞いてみた

「じゃあ、どの辺が一番老けて見える?」とA子に聞くと、また遠慮気味に「昔はそんなに顎がたるんでなかった」と言いました。「え……? 顎?」。ちなみに私は若いころから体重が8kg増加しており、全体的に膨らんだとか、手足が太くなったとかならわかるのですが、正直「顎」は今までノーマークでした。鏡で見ると、グッと顎を引かないと二重顎には見えないし、毎日化粧で顔を見ても気になることなんて一度もなかったんです。
でもA子は「横顔のシルエットが以前よりたるんでる。あと、笑うと二重顎になるよ。全体的に顔がむくんで、たるんだんじゃない?」。A子の言葉はもう遠慮も何もなく、ズバズバと私の心を串刺しにしていきます。「横? いや、横顔はあんまりチェックしてなかったわ」。そういえば、昔より鏡を見ている時間も減っているし、横顔なんて化粧するときに見ない……。
私は恥ずかしいやらショックやらで顔を真っ赤にしてA子に詰め寄りました。「どうすれば顎がシュッとするの?」。ニヤリと笑ったA子は「それは……、顔の筋肉を鍛えるのよ」と、得意げに言ったのでした。