
40代前半までは体を動かす仕事をしていたので食べても太ることはなく、むしろ周りが心配するほど痩せていました。しかし、その仕事を辞めて事務職に就いたころから体重はどんどん増え始め、半年であっという間に人生最重量になってしまったのです。そこから食事量を減らしたり、筋トレをしたりしても体重はビクともせず。最終的に成功したダイエット方法はこれまで自分が考えもしなかったことだったのです。
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事務職に転職して太った

私はかつてスーパーの品出しの仕事をしていました。その仕事と勤務時間はほぼ一緒ですが、事務職は出勤してから退勤するまでほとんど座りっぱなし。
それに加えてお客様やお取引様からいただいたお菓子が配られ、お腹もすいていないのにお菓子をパクパク。こんな毎日を過ごしていたせいで半年で5kgも増量してしまいました……。
以前のスッキリした体形からは想像もつかないくらい、腰周りの分厚い脂肪が見てもわかるくらいになって、顔も丸くなっていました。
運動で消費しようとしたものの…

このままではダメだと一念発起し、運動をして消費カロリーを増やすことを考えました。
夕食後に1時間半のウォーキングを開始し、少し息が上がる程度を目安にしました。できる限り毎日出かけることにしていました。しかし、雨が降ると必然的に中止に。そんな日は動画のエクササイズで対応。
そんな生活を3カ月ほど続けましたが、体重は減るどころか少し増えてしまい、筋肉がついたものの、太ももは以前よりも太くなる結末……。
秘訣は食べ方にあり

運動も続けながら、わらにもすがる思いでネットで話題の「16時間断食ダイエット」を実践。16時間断食ダイエットというのは、1日の食事を8時間の間に終わらせるというダイエット法です。
この方法で私は体重が少しずつ減り始めました。やみくもに食事を減らすことしか頭になかった私。12時から20時の間に1日の食事を終わらせるようにしました。間食も200kcal以内までならOKだったので、食べたいときは食べるようにしていました。20時までに食事を終えたら、すぐに歯磨きをしてしまうようにもしました。
私はこの方法で食べたいものを我慢せず、ストレスフリーで3kg痩せることができました。
まとめ
ダイエットというと「キツイ」「我慢」「努力」というワードがつきもののイメージがありますが、今はいろいろな方法があり、自分に合った方法で結果を出すことができました。最初は更年期だから無理だと諦めかけたのですが、情報を収集して試してみてよかったです。これからあと2kgの減量まで自分に合ったダイエットを続けます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)
美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。