2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。
無事に右乳の全摘と同時再建の手術を終えたこほこさん。病室へ戻ることになり、着替えをしようとするも管が通っているのでパンツのはき方がわからない! 戸惑っていると、看護師さんがアドバイスをしてくれて……。
★関連記事:「ご主人ですよ!」乳がんの手術後、スタッフが総出で起こしてくれて… #乳がん絵日記 11
約9時間の手術を終え、観察室で一夜を過ごすことになりました。ただ、昼間の手術中に麻酔で眠っていたので寝たくても寝れず……。スマホも見る気になれず、ぼんやりとしていました。
夜、検温をすると熱が高かったみたいでした。術後は熱が上がりやすいみたいで、看護師さんが氷嚢を用意してくれようとしました。でも、熱っぽく感じなかったのでお断りさせてもらいました。
真夜中になっても相変わらず眠気はやってこず……。様子を見に来た形成外科の先生に「あれ、起きてるやん。痛みで眠れない?」と聞かれました。ただ目が覚めているだけです、とカスカスの声で伝えました。
先生は右胸の辺りに金属の棒みたいなものを当ててきました。すると、付属のボックスのようなものからゴーゴーとした音が! どうやら血管の音らしく、つなげた血管の中を血がしっかり流れているか確認していました。このときだけではなく、その後もこの確認があったので血管がつながっているかどうか確認するのは大事なのだと思いました。
先生がいなくなった後、一瞬うとうとするも隣から「ウワァ!」と大声が聞こえてすっかり目が覚醒。どうやら寝言だったらしいのですが、驚いてドキドキしてしまいもう寝れなくなってしまいました(笑)。
組織を採取した左太ももの裏側がピリピリとしていて、痛くなったら嫌だなあと思い痛み止めが出てくるボタンを押しました。しょっちゅう押しても一定の時間が経過しないと出てこない仕組みになっていたので、安心してカチカチとボタンを押していました。
看護師さんが様子を見に来てくれたり、明け方に先生が再び来てくれたりして朝になりました。
形成外科の先生が経過を見に来てくれ、右胸の血管の音を聞いていました。その後、再建したのでマンマ体操(乳がん手術後のリハビリ体操)はNG、右腕は90度までなら上げていいなどいろいろな説明を受けました。
そうこうしているうちに朝食の時間。右手の人差し指に体内の酸素を測る機械を着けていて、お箸が持てないと思って外してもらったのですが……おなかが減っていなかったので、バナナと牛乳のみ頂戴することに。
歯磨きはガーグルベースという受け皿と歯磨き用の水を用意してもらって、ベッドの上でおこないました。顔を拭くおしぼりももらって少しスッキリしました!