
現在進行形で、人生最後(予定)のダイエットに取り組んでいます。「もう、このままでいいかな?」とさえ思っていた私が、どうしてダイエットをする気になったのか。それは、夫のひと言でした。
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ストレスを言い訳に激太り
前職を辞めて早1年半以上になります。在職中、特に最後の3年間はストレスとの戦いでした。パートの事務員でしたが、限られた時間内で毎日フルスロットルの激務……。上司との関係、後輩の指導、そしてオーバーワーク。残業も多く、どうしても間に合わないときは、一旦子どもたちを塾に送るため仕事を離れ、迎えの時間まで再び仕事……なんていうことも多々ありました。
そんな私を癒やしてくれたのが、コンビニスイーツだったのです。これがいけませんでした。気付けば体重は10kg増で、立派な中年太り体形となったのでした。
中年太りは甘くなかった
前の職場を辞めたとき、私は「これで痩せられる」と安易に考えていました。しかし、現実は甘くなかったのです。体重が全然落ちない……コンビニにも行っていないのに、前みたいに食べていないのに、何度体重計に乗っても変化がない……。それどころか、体重は微増する始末でした。
10代、20代のころは、ちょっと食事量を調整するだけで、体重はスルッと落ちました。「アラフォー、アラフィフになると体重は落ちにくくなる」と聞いてはいたものの、あまりに過酷な現実。もうダイエットはいいかなと思っていたところに夫が言ったのです。
「もしママが体を壊して動けなくなったら、どうするの? 俺、運べないよ。お願いだから、もう少し体重を落としてください」。まさかそこまで切実に訴えられるとは思っていなかった私は、大きなショックを受けました。