
年1回必ず受けている健康診断。いつもオールAで、毎年特に心配などしていませんでした。しかし今年は、結果通知を見て一瞬「あれ?」と固まった私。1つB判定で軽度異常となっているではありませんか! その結果を見て「なんで? どうして?」と疑問ばかりが頭を駆け巡ります。やはり40代にもなると、何かしらの体の不調や変化が出てくるのかしら……とがく然としてしまいました。
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健康だけは自信があったはずなのに

毎年の健康診断は、病気の早期発見のために欠かさず受けていた私。これまではずっとオールAで異常なしの結果でした。私は特にお酒をたくさん飲んでいるわけでもなく、たばこも吸いません。週に1回のヨガ、月に1回のバトミントンで適度に運動もしていました。食事も毎日自炊で野菜中心の献立にしています。なので、どこか健康面に関しては、きっと大丈夫と自信を持っていました。
しかし今年は、そんな私の健康に対する自信を見事に打ち砕く結果が届いたのです。初のB判定である軽度異常が1つ付き、コメントには「わずかな所見が認められましたが、日常生活には差し支えありません」と記載されていました。
B判定が付いた項目は、LDLコレステロール。通常60~119㎎/dlのところ私は126㎎/dlという結果でした。まったく予想もしていなかったのでショックでした。
食生活も生活リズムもこれまでと特に変わっていないですし、毎日ヘルスメーターで体重、体脂肪、基礎代謝、筋肉量、水分量、骨密度まで計測している私。「これといった変化はなかったはずなのに……どうしてこんな結果が出たのか」とまったくわかりませんでした。
LDLコレステロールって一体何だろう

なぜこんな結果になったのかまったく見当がつかなかったので、とりあえず、B判定が付いたLDLコレステロールについてネットで調べることにしました。
LDLコレステロールとは悪玉コレステロールのことで、名前だけ聞くと悪そうなイメージがありますが、LDLコレステロールは肝臓内のコレステロールを体中の末梢細胞に運ぶ大切な役割を担っているそうです。さらにLDLコレステロールが少ないと血管がもろくなり、ホルモンを作れなくなるのだとか。
反対にLDLコレステロールが多いと、コレステロールが血管の壁にくっついて血の流れが悪くなり、動脈硬化を引き起こしやすくなるそうです。LDLコレステロール自体が悪いわけではなく、数値のバランスを保つことが大切なのだとわかりました。
さらに調べてみると、40代以上の女性には私と同じようにLDLコレステロールが高くなり悩んでいる方が多いそうです。いろいろ見ている中で、私は特に「40代以上の女性はLDLコレステロールが増えやすい傾向があります。女性ホルモンのエストロゲンの減少がそうさせていることもあります」との話に興味を引かれました。