
人生が80年だとしたら折り返し地点にあたる40代。最近私の周りでも、大病をしたなどと耳にすることが増えてきました。12年前、当時34歳だった夫が軟骨腫瘍の病気になりました。夫の病気に完治の文字はまだ見えません。明日12年目の検診を迎えようとしています。
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軽い気持ちで病院へ…

夫は力仕事や営業をする仕事をしています。12年前、工事をする際「電動ドリルを使うと腕が響く感じがする。湿布でももらいに整形外科に行ってくる」と、軽い気持ちで病院へ。
夕方夫から電話があり、「レントゲンを撮ったら右肘の骨にピンポン球くらいの何かが写っていて、大きい病院を紹介すると言われた」告げられました。
わが家の娘たちは当時8歳と3歳、まだまだ小さくてパパが大好きな年ごろでした。悪い病気だったらどうしよう…と不安で目の前が真っ暗になりました。
検査を重ねても

地元の大きい病院で検査をし、そこでの診断結果は「軟骨の良性腫瘍」。手術も決まり、入院予定日の1週間前、主治医から電話が来て「悪性の可能性が出てきたので、うちでは手術できません。ここよりもさらに大きい札幌の病院へ行ってください」と言われました。
道東に住んでいた私たちは、地域連携している札幌のがんセンターへ行きました。その次は治験という形で岡山県の大学病院まで行き、検査に検査を重ねました。
結果はどこに行っても悪性の可能性もあるとのことでグレーのままでした。