今年は6月から35度を超える猛暑日の連続で、厳しい暑さに体がついていけない状態でした。そんなときにお風呂に浸かると、腕や足が真冬のようにジンジンとしました。「あれ? 体が冷えてるの?」と不思議な感覚に。6月からすでにクーラーはつけていましたが、28度設定で冷え過ぎ防止や節約に努めていました。気温が高くて暑いと感じていても、体は意外と冷えていることに驚きました。そこで、体を温める「温活」を始めた体験談を紹介します。
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暑いと感じても、実は体は冷えている!
6月から35度を超える猛暑が続きで、早々とクーラーを入れることなった今年の夏。節電と体の冷え過ぎ防止を考え、設定温度は28度に。部屋の外と中での温度差で体調を崩さないようにも気を付けていました。
そんな中、お風呂に浸かった際に腕や足がジンジンしたのです。まるで寒い冬に温かいお風呂に入ったときのような感覚に、「なんで?」と思わずビックリ。自分では暑い暑いと感じていたのに、体は結構冷えているの?と不思議でした。ジンジンする二の腕やふくらはぎ、太ももの裏辺りを浴槽の中で軽くもんでみると、よりジーンジーンとして皮膚表面に熱が伝わる感じがしました。
さらに翌朝、舌のチェックをしてみました。以前、産婦人科にかかった際に先生から「体の不調や体質変化、今の健康状態を知りたいと感じたら、自分の舌を見ると健康のバロメーターになりますよ。舌の判別は本やネットにも掲載されているので簡単にできますから」と教えてもらったことがありました。実際に自分の舌を見ると、舌の左右の端に歯形がくっきりついてギザギザになっていました。ネットによると、このような状態の舌は、冷えや血行不良、胃腸の疲れを示しているとのことでした。
夏でもしっかり入浴してマッサージ
暑い夏には熱中症対策で毎日のクーラーは欠かせません。しかし、たとえ設定温度は冷え過ぎない28度にしていても、案外体が冷えていることに気付いてしまった私。それ以来、毎朝舌を鏡でチェックしていましたが、冷えや胃腸の疲れの現れとも言える、舌の端っこ部分に歯形に沿って凸凹したへこみが見られる日々。
以前に産婦人科の先生から、「冷え性は、ホルモンバランスや自律神経のバランスを崩しやすくするので、良くないですね」と話されていたことをふと思い出しました。特に体調不良は感じなかったのですが、今のうちに冷え性を緩和していきたいと思い、夏でもお風呂に15分~20分ほど浸かり、体の冷えていると感じる部分をマッサージすることにしました。
最初は肩までしっかり浸かり体全体を温めます。ジンジンとした感覚が和らいできたら、肩を湯舟から出した状態で、冷えやすい二の腕とふくらはぎをマッサージします。さらに私は、体の温まりやすさをアップするために、塩(ソルト)入りの入浴剤「マックス汗かきエステ気分」(500g/457円)を入れることにしました。天然塩の効果で体がポカポカと温まり、汗もたくさん出るので入浴後は体がスッキリします。