
私は食に関することが好きで、よく作ってはよく食べていました。家で仕事をしているため、休憩時間にはキッチンに立つこともあります。いつでも手を伸ばせば食べ物が手に入る環境で、気付けば体重が増えていたのです。そんな私が改めて自分の食生活を見直した体験談を紹介します。
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食事の量を気にせず食べていた

フルリモートで勤務しており、残業がある日でも1日3食の食事の時間はほぼ決まっていました。そのため、おなかが空いていなくてもいつもの食事の時間が来れば、食事をとっていたのです。そして、食事の量もいつも決まった量を食べており、その量は20代や30代のころと同じでした。とにかく、食事をとることしか頭にはなく、1食あたりの分量や食事の時間についてまったく考えていませんでした。
仕事と家事が中心の生活で食事を楽しんでいたものの、自分に対して健康面での配慮に欠けた生活をしていたと、今振り返ると思います。栄養面では配慮してはいても、食事の量は多かったように感じます。おなかいっぱいになるまで食べて、おやつも口にしていたので少し食べ過ぎていたと自分でも思うのです。食べる必要のないときでも口にしていたことは、太る原因につながったとも考えています。
友人との会話で気付いた食事の量

友人と話をしていたときに、食事の話題となり、どれくらい作ったり買い物したりしているかという話題になりました。友人とは同じ家族構成で、子どもの年齢もほぼ同じなので環境が似ているのでとても興味がありました。
そんな友人の「食べ物って、そんなに買わなくても意外と平気だね。今まで買い過ぎて作り過ぎていたことに気付いたんだよね。家族に栄養のある食事はとってほしいけど、そんなに気張らなくても良いのかなって」という言葉に衝撃を受けました。振り返ると、「私は不必要なものまで買っているのではないか」「また購入する量も適切ではないのか」など、友人の言葉からさまざまなことが思い起こされたのです。
私は買い物するときに、値段ばかり気にして少しでもお得なものを選んでいました。例えば3パックで1,000円など、3パックは必要のない量であってもお得だからと買ってしまうのです。家に帰ると買い物し過ぎたかなと思うこともしばしばあります。
それから、買い物したものは捨てるのがもったいないので、なるべく調理するよう心がけていました。料理が好きなので作ることは苦にならず、作り過ぎてしまうこともあります。適量を把握できていないため、買い過ぎたり作り過ぎている自分に気付いたのです。まさに、友人の言葉にハッとさせられたわけです。このときはまだ体重を計っていなかったので、どれくらい増えたかはわかっていませんでした。