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それから私はできるだけ毎日、ウォーキングをするようにしました。1日たったの10分ですが、初めのころはとにかく準備をして家を出るのがおっくうでした。でも、ここで続けないと何も変わらないと自分に言い聞かせ、とりあえず10分は頑張ることに。
ウォーキングしているうちに、10分普通の速さで歩くのは大丈夫なのですが、早歩きをするとやはり胸が締め付けられて痛いことに気が付きました。もし本当に運動不足が原因なのであれば、相当ヤバい状態なのでは!? と感じた私は1週間ごとに5分ずつウォーキングの時間を増やすことに決めました。
1日のウォーキングで「普通の速さで歩く」のと「早歩きをする」のを交互に入れるようにして歩くと、少しずつ変化が見られるようになりました。明らかに日に日に足取りが軽くなり、胸の痛みが気にならなくなってきたのです。
1カ月たったころには、早歩きをしても胸は締め付けられなくなりました。やはり、原因は「運動不足」だったようです。
それから私はウォーキングを毎日続けています。今では軽く走っても胸は締め付けられなくなりました。たかが運動、されど運動。これから先どんどん老化をしていくのは止められません。ですが、老化のスピードを確実に緩めてくれるのは「運動」です。いつまでも元気で動ける体を維持するためには、運動が大切だと今回の出来事で学びました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。
イラスト/サトウユカ
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