
更年期なんて言葉はまだまだ未来の話だと思っていたのですが、あっという間に突入してしまいました。気持ちはまだまだ若いつもりなのですが、体は正直で50代に差し掛かりさまざまな不調を感じるようになりました。私が更年期症状を緩和のためにおこなったことを紹介します。
★関連記事:「更年期の症状」ってどんなもの?いつから?正しく学ぼう【更年期の基礎知識1】
更年期真っただ中

更年期と自覚するようになったのは、3年前からです。心身ともにいろいろな症状が出始めました。症状は人によってさまざまだと聞きますが、私の場合は以下のような症状が出ました。
- 朝、目が覚めてもなかなか起き上がれない
- 仕事に行く元気が出ない
- 動悸
- ホットフラッシュ
- カッとのぼせる気がする
- ぼーっとして仕事でミスをしてしまう
- 不安な気持ちに突然襲われる
- 目が乾く(ドライアイになってしまう)
- 食後やたら汗をかく
- 急にイライラしてしまう
- 料理をするのが本当に面倒
- 時々「揺れた?」ということがある
- 鏡を見ると落ち込む
同期だった友人に話を聞いたりするうちに、「更年期」というワードが出てきて婦人科へ行くことにしました。
婦人科で漢方薬の処方とプラセンタを注射

婦人科は女性専門(付き添いでも男性は外で待っています)の女性の先生だけのところに通っています。同じ女性の先生のほうが、気持ちをわかってもらえると思い、ネットで調べて見つけた病院です。
とても気さくで同じ犬好きの先生ですし、信頼して通っています。「そろそろ子宮頸がん検診もね〜」など提案してくれるのもうれしいです。
婦人科には2カ月に1度通い、漢方薬の処方とプラセンタ注射をしてもらっています。漢方薬は血の巡りを良くする効果がある「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」を毎食後2袋(6粒)服用しています。
漢方薬は即効性は感じませんでしたが、漢方薬を飲み始めて半年ぐらいたったころ、少し体がラクになった気がしたので、続けて飲んでいます。
私の更年期症状では、プラセンタの注射は毎日でも良いと先生に言われていますが、少し婦人科が遠いので2週間〜1カ月に1度は行くようにしています。
保険適用になり1回500円というのもお得感を感じます。中には毎日、注射をしに来る患者さんもいらっしゃるそうです。プラセンタ注射を打った次の日の朝は、すっきり目が覚めるという効果を感じています。