
私はもともと乾燥肌ですが、Tゾーンだけは乾燥知らずで、特におでこは年中とてもオイリーでした。30代になり、おでこに赤みのない無数のプツプツができるようになりましたが、乾燥はしていなかったのであまり気にしていませんでした。
それが40歳になると、相変わらずオイリーなのに触るとザラザラとした感じまでするおでこに。メイクの仕上がりも悪くなってきて、なんでおでこだけこんな状態?と途方に暮れていました。
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オイリーおでこの原因は乾燥かも!?

その悩みを解決する糸口となったのは、冬のある日に子どもの肌の乾燥対策にと皮膚科に行ったときのこと。全身に塗る保湿剤を処方してもらうための診察で、皮膚科医のアドバイスが私の心に留まりました。「本当は、冬は毎日体をせっけんで洗わなくていいんだよ。乾燥肌の子は体をせっけんで洗うだけで乾燥するからさ」。その言葉にピンと来た私は、「それは大人にも当てはまりますか?」と質問。「子どもほどではないけれど、体をせっけんで洗うことで乾燥が進んでしまうのは同じだね」と言われました。
帰宅後にネットで調べてみると、皮膚科医が言ったことと同じような内容を発見。さらに、「乾燥が進むとそれ以上の乾燥を防ごうと皮脂が過剰に出ることがある」とも。 ひょっとしたら私が乾燥肌なのにおでこだけオイリーなのは、洗顔が原因なのかも……?と思い当たりました。
クレンジングはオイルをやめてクリームタイプに

私はそれまでTゾーンの脂っぽさが取れて少しでもサッパリするような洗顔料やクレンジングを選んできました。しかし、それがかえって乾燥を招いているのかも……ということで、まずはクレンジングを変えることに。
メイクやおでこのオイリーな汚れをしっかり落とそうとオイルタイプのクレンジングを好んで使っていたのを、肌の負担が比較的少なめというクリームタイプのクレンジングに変えました。クリームタイプのクレンジングは、オイルタイプほどスルっと落ちた感じはしませんが、クリームが肌の温度でなじんでいくのが気持ち良く、私にとってはオイルタイプと引けを取らない使い心地でした。
また、洗顔料もさっぱりタイプからしっとりタイプに変更。洗顔後の突っ張り感が少し軽くなった気がしました。洗ったぞ~! という感覚が減りましたが、それは肌のためと言い聞かせる日々。洗顔後も保湿効果の高い化粧水や乳液、乾燥している日にはワセリンなども使うようにして、しっかり素早く保湿することを徹底しました。