ホルモンバランスの乱れから来る更年期太り
プレ更年期、更年期を迎えると、なぜ太りやすくなるのでしょう。その考えられる主な理由は以下の3つがあります。
【1】エストロゲンの分泌の低下により自律神経が乱れ、イライラしてついつい食べてしまう
【2】エストロゲンの分泌が低下してくると基礎代謝も低下し、体に脂肪をため込みやすくなる
【3】加齢によって筋肉が衰え、筋肉量が減少。ホルモン補充療法(HRT)が筋肉の衰弱を押さえるという報告があり、エストロゲンの分泌の低下で、筋肉量が低下すると考えられる
カロリー消費を上回って食べれば太るのは当然ですが、詰まるところホルモンバランスの乱れが太りやすい体を作ってしまうのです。美ボディをキープ&目指すには運動と健康的なダイエットが大切ですが、ホルモンのケアも大きな鍵と言えるのです。
まとめ
ホルモンバランスの乱れが落ち着けば更年期太りも解消されそうですが、更年期太りが終わったからといって、太り続けた体形を元に戻すのはこれまた大変! 更年期だからと諦めないで、今から更年期に適したダイエット方法で体重増をストップしておく必要がありそうです。
取材・文/井上裕紀子(54歳)
読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。しわ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。