
プレ更年期、更年期世代には、この時期の体調に合ったダイエットを選ぶのが大切です。ただでさえこの世代は体や心が不安定になりがちなので、そこで体に負担をかけるようなダイエットをおこなうと体調を悪化させ、やつれて老けて見えるようになってしまうことも。そこで産婦人科の善方裕美先生にダイエットでやっていいことやダメなことを聞きました。
食事の回数を減らすダイエットはしてもいい?

【善方先生の回答】栄養不足やリバウンドに注意!
食事の回数を減らすダイエットは栄養素が不足し体調が悪くなり、一時的にやせてもすぐにリバウンドしてしまう可能性が高いです。
特に朝食を抜いてしまうと食事の間隔が極端に空くため、エネルギーを体内で作るサイクルも崩れて筋肉量が落ち、太りやすい体になってしまいます。
ダイエットサプリを活用してもいいの?

【善方先生の回答】ダイエットにはサポニンがおすすめ
サプリメントは健康補助食品といわれるもので、食事や運動をサポートしてくれる力強い味方となります。
ダイエットには脂肪燃焼効果のあるサポニンを含むサプリメントがおすすめです。
糖質制限やカロリー制限ダイエットでやせられる?

【善方先生の回答】極端な制限は健康を損ねかねないので×
極端な糖質やカロリー制限のダイエットはおすすめできません。長く続けるのが難しく、健康を損ねてしまいかねません。
特にプレ更年期、更年期世代は急激なダイエットなどでただ脂肪を落とすだけのやせ方では体力や肌ツヤがなくなり、老けて見えることもあります。無理はしないでできることを長く続けるダイエット法を選び、健康的にやせることが大切です。
まとめ
間違ったダイエット法では、長続きせず、リバウンドの可能性も高くなります。無理のないダイエット法を選び生活習慣に取り入れ、健やかでスリムな体をキープできるようにしましょう。
取材・文/アキモトスズ(52歳)
「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。