
40代になってから、年々、疲れがたまる一方でした。独身のころはひたすら眠ることでどうにか体力を回復していたものの、45歳で結婚をしてからは以前ほどの睡眠が取れなくなり、疲労度は増すばかり。「こんな調子では50代になったら働けなくなってしまう……」と焦りと不安を感じていた私ですが、あるサプリメントを飲むことで疲れを改善することができました。
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更年期症状とは無縁だと思っていた

40代半ばを過ぎてから、同年代の友人たちと集まると「最近、暑くもないのに汗をかく」「理由もないのにイライラする」といった更年期症状にまつわる話題がのぼるようになりました。
ただ、私はみんなが話しているような症状はなく、更年期症状とは無縁だと思っていました。
蓄積する一方の疲れは更年期症状かも

一方、私が40歳を過ぎたころから悩んでいるのは、疲れでした。20代のころは睡眠時間が3時間程度でも平気で、徹夜をしてもすぐに体力は回復していました。それなのに30代半ばを越えたころから睡眠不足がつらくなり、徹夜をしようものなら体調を戻すのに2~3日はかかるように……。40代になってなかなか疲れが抜けないのは、年齢的に仕方がないことなのかもしれないと諦め気味でした。
そんな状態でもなんとかライターの仕事を続けられたのは、独身だったからだと思います。当時、優先順位の1位は仕事、2位は睡眠のような生活を送っていました。疲れがたまっているときには最低限の仕事をこなしてこんこんと眠り、おなかがすいたらコンビニやスーパーですぐに食べられるものを買う。家事に割く分の時間とエネルギーを仕事に充当するような生活でした。
ただ、45歳で結婚をしてからは生活が変わりました。6時台に家を出る夫に合わせて5時半に起きるため、独身のころのように昼近くまで惰眠をむさぼることはできなくなりました。料理は毎日、掃除と洗濯は1日置きと、独身のころとは比べものにならないほど家事をこなしています。
加えて、結婚を機に都内から郊外へ引っ越したため、取材や打ち合わせに出かける際の移動時間がほぼ倍に。取材から帰ってくるとぐったりと疲れてしまい、30分ほど仮眠を取らないと何もできなくなってしまいました。
そんな私に転機が訪れたのは、取材である婦人科の女医さんとお会いしたときのこと。女医さんとの雑談の中で、疲れに関する悩みをお話ししたところ、「更年期にはいろいろな症状が出ますからね」と言われたのです。きちんと診察したわけではないので断言はできないものの、先生のこれまでの臨床経験から、私の疲れは更年期症状の1つである可能性が高いとのことでした。