
40代に突入してから、ずっと悩んでいたことがありました。それは、おなかがごろごろする日が多くなったということです。日常生活で変えた部分は、食生活を含め特にありません。それなのに、朝食後にすぐ出かけなければならない日は、トイレを済ませて外出しても、かなりの確率で数十分後におなかが痛くなります……。
最初はなぜなのかわからず不思議でしたが、ある出来事をきっかけに毎朝摂取している食品が原因ではないかと思うように。そして病院に行くと意外なことがわかりました。その詳細をお伝えします。
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おなかを壊す原因が判明したきっかけは

私にとって朝食に欠かせないものは牛乳です。牛乳は体に良いというイメージが幼少のころからあるので、必ず摂取していました。夏に朝の情報番組で牛乳は熱中症予防にもなるということを聞けば、子どもたちにも朝ごはんのときに牛乳を飲むように促し、自分もしっかり摂取していました。
そんな私が40代になっておなかを壊す原因がもしかして牛乳かもしれないと思うように。そのきっかけは、自分の飲む分の牛乳がなくなってしまったことからでした。ちょうどそのころ私は1週間以上毎日謎の下痢に襲われていて、でも便を出してしまえば治まるので病院へも行かずに過ごしていました。そして牛乳がないなら仕方ないと、その日は牛乳一切とらない朝食に。するとその日1日まったくおなかが痛むことなく過ごすことができたのです。
このことで私は毎朝摂取している牛乳がおなかを壊す原因なのでは、自分は乳製品のアレルギーなのではと思うようになりました。
振り返ると40代に近づくにつれて徴候が

子どものころは、牛乳を大量に摂取してもおなかが痛くなることはまったくありませんでした。給食の牛乳も毎日残さず飲み干していました。
20代のときに体中に湿疹が出てアレルギー検査をしたこともありましたが、そのときも乳製品のアレルギーは一切なく、湿疹の原因は猫アレルギーでした。30代に入っても、乳製品を体内に取り入れたせいで体調を崩したことは特にないと思っていました。
しかし40代になり、おなかが頻繁に痛くなる日々の中でもう一度、過去の出来事を振り返ってみました。すると、30代の後半の体調があまり良くないときに1週間続けておなかを壊したことがあったこと、その直前にシチューを食べたことを思い出しました。
あのときは体調が悪かったからという理由で片づけていましたが、今思えば、シチューの中の牛乳が原因だったのかもしれません。