
現在49歳の私が一番ストレスを感じているのは、更年期症状・更年期障害の代表的な症状と言われている「ホットフラッシュ」。他人から見てハッキリとわかる症状なので、最初のうちは「また起こったらどうしよう!?」と不安になり、精神的に落ち着かない日を過ごしていました。そんな私がホットフラッシュ対策として工夫していること4つを紹介します。
ホットフラッシュが嫌な「理由」とは?
滝のような汗が恥ずかしい…
ホットフラッシュがなぜそれほど嫌なのかを改めて考えたとき、「滝のような汗をかいている状態を他人に見られるのが恥ずかしいから」と気付きました。そこで、汗をかいている姿が他人にわかりづらければ、それほど不安にはならないのではないか?と考え、いくつかのことを試し始めました。
ホットフラッシュは他人に気付かれなければ安心できる
汗を目立たせない・抑える「4つの方法」
- 汗ジミがわかりづらい服を着る
- 冷たい飲み物で体を冷却
- 「保冷剤」は小さな助っ人
- スカーフや帽子などおしゃれ小物で隠す
【1】汗ジミがわかりづらい服を着る

まずは、汗ジミがわかりづらい服を着ること。例えば、グレーをはじめ無地の服は、汗をかいたことがすぐにわかるので避けるようにしています。
夏であれば、ゆったりとした透け感のあるクロッシェ(かぎ編み)風トップスの下にキャミソールを合わせると、とても涼しく、また汗をかいたことがわかりづらいのでよかったです。色は白か黒が最もわかりづらいように思います。
- グレーをはじめ無地の服は避ける
- 夏はクロッシェ(かぎ編み)風トップスの下にキャミソール(色は白か黒)が◎
ただ、夏は周りの人も汗をかいていますから、ホットフラッシュが起こったとしてもそれほど違和感はありません。問題なのは、クーラーが効いている場所や冬の寒い日などの誰も汗をかいていない状況で起こるときです。
ひとりだけ大量に汗をかいているのは本当に恥ずかしく、何か症状を落ち着かせたり、うまく隠せたりする方法はないかといつも思っていました。そこで考え付いたのが以下の対策です。
【2】冷たい飲み物で冷却

電車やバスなど、多くの人がすぐ近くに来ることがわかっている場所に行く前には、よく冷えた飲み物を買い、首や脇の下などを冷やします。
私はミニボトルを2本買ってから、トイレに行って両方の脇の下を一気に冷やすようにしています。
首の後ろや耳の下辺りも冷やしておくと、その後しばらくは汗をかかなくなることが多いです。もちろん、ホットフラッシュが起こってしまってからも、早めに落ち着かせるのに役立っています。
- よく冷えた飲み物で首や脇の下などを冷やす
- 首の後ろや耳の下辺りも冷やすと、より効果的
- ホットフラッシュが起きてしまっても、早めに落ち着かせるのに役立つ
冷たい飲み物以外にも、人目に付かず冷却してくれる便利アイテムがあります。
【3】「保冷剤」は小さな助っ人

デパ地下などでケーキや総菜を買ったときにもらえる「保冷剤」もホットフラッシュの強い味方です。
例えば、ポーチ型になっているミニタオルの中に忍ばせておくと、ちょっと顔を押さえるフリをして冷やすことができます。
【4】スカーフや帽子などおしゃれ小物で隠す

次に、洋服以外に汗を吸収してくれる物をあらかじめ身に着けておく方法を紹介します。