サウナに入っているような汗!ホットフラッシュとの闘いの日々【体験談】

サウナに入っているような汗!ホットフラッシュとの闘いの日々【体験談】

更年期の症状のなかで私を最も悩ませているのは、場所も時間も選ばず、急に滝のような汗が流れてきてとても不快なホットフラッシュです。仕事中も、友だちとごはんを食べているときも、いつその症状に襲われるかと常にドキドキしていて気の休まることがありません。今回は私のホットフラッシュの体験談をご紹介します。

突然襲ってくるひどい暑さと大量の汗!

もともと健康で、過去に大きな病気になったこともなかったのですが、3年前に50歳で閉経してから更年期の症状に悩まされるようになりました。特につらいのがホットフラッシュです。先輩の女性からホットフラッシュの症状について聞いてはいましたが、これほどつらいとは思いませんでした。

私の場合は、前触れもなく異常なほどの暑さとサウナに入っているときのような大量の汗が襲ってきます。一番困るのは、仕事でお客様を訪問しているときにホットフラッシュの症状が現れるケースです。汗拭きタオルを常備していないと、書類の上に汗がしたたり落ちてしまうほどの状態に。夏場であれば私の状態を見て、お客様が冷房を強くしてくれることもありますが、冬場でも同じように汗だくになるのでとても恥ずかしい……。

ホットフラッシュの症状は、だいたい5~10分程度で収まりますが、その時間がとてつもなく長く感じられます。このような状態が半年ほど続き、とても厳しかったのでなんとか症状を緩和できる方法はないかと模索し始めました。

いろいろ試した結果、産婦人科を受診

更年期についてネットや雑誌で調べて、症状緩和に良いといわれているものをいろいろ試してみました。大豆イソフラボン、豆乳、ホルモンバランスを整える女性保健薬、50代からのサプリメント……。しかし結局、どれもほとんど効果がなく、途方に暮れました。そんなとき、会社の先輩の奥様から「産婦人科を受診してみたら?」とアドバイスされたのです。その方は医療従事者で、更年期の症状で婦人科にかかるのは珍しいことではないと教えてくれて、目からウロコ!でした。

何しろ私はずっと健康だったので、更年期という一時的な状態で病気でもないのに婦人科に行くという選択肢はまったくありませんでした。それどころか、産婦人科を受診するのは妊婦さんか婦人科系の病気の人という勝手な思い込みをしていたくらいです。しかしアドバイスを聞いて、家の近所の産婦人科を受診してみようと思い、ドキドキしながら訪問。待合室には若い妊婦さんに混じって、私と同年代と思われる女性が数人いたため、なんとなく安心して順番を待つことができました。

医師から更年期障害のお墨付きをもらう

私が悩んでいる症状を説明すると、医師は「典型的な更年期障害の症状ですね」と一言。そして、更年期障害は時間が解決してくれるので、不快な症状がこの先一生続くわけではないこと、今は飲み薬、貼り薬、塗り薬、注射などいくつか良い薬があることをやさしく説明してくれました。

その上で、1~2カ月に1度打てば良いだけの注射がラクだとすすめられたので、アドバイスに従い「ダイホルモン・デポー注」という注射を打ってもらいました。接種後、2~3日は特に変化がないように思いましたが、5日後くらいからはホットフラッシュの症状が大きく改善してびっくり! たまにカーっと暑くなることはありますが、したたり落ちるような汗がなくなったのです。

この注射の効果は抜群で、うれしくて涙が出そうになりました。ただ医師の説明によると、「ダイホルモン・デポー注」は定期的に接種する必要があり、副作用として子宮がんなどの発生率が高まる可能性があるそうで、できれば2カ月は間を空けたほうが良いといわれました。今は医師の指示に従い、2~3カ月に1度注射を打ってもらい、年に1度は子宮がん検診を受けるようにしています。

まとめ

サウナに入っているかのような汗に苦しみながらホットフラッシュの症状に耐えていましたが、産婦人科の医師が言うように、今は「我慢しない更年期」という観点で新しい治療法が存在することを知り、私としては受診して本当によかったと思っています。

また、更年期の症状に直面しているというのはなんとなく恥ずかしい気がして隠そうという意識が働いていましたが、周囲の人に自分の状況を伝えることで、思いもしないところから適切な情報やアドバイスをもらえるものだなということも実感しています。婦人科のドアをたたくように背中を押してくれた先輩の奥様に心から感謝しています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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