下腹がパンパンで、傷が開きそうだったので(まあ開きませんけど)、便秘薬の力を借りてなんとか生き返りました。
反省して、その後は毎日、中庭を散歩。
イヤホンで音楽を聴きながら、春のひだまりの中を歩く……。
平和すぎやしませんか。
おなかを切って腎臓を取ったなんて、忘れてしまいそうです。
っていうのも、あの硬膜外麻酔のチューブがまだ背中に刺さっていて、痛み止めが入っているおかげなんですよね。
これがないと、きっともっと痛いはず。
あんなに怖がっていたけど、今はありがとうと言いたい……。
ただ、ずっと直視できなかったのが、おなかから出ているドレーン(体内にたまった血液、リンパ液、膿などを体外に排出するための管)。
痛くはないんですけど、結局怖いんです。
おなかに管が刺さっているという事実が……。
でも、傷周りはなんかかゆいし、どの辺についているかを見ておかないと、寝ぼけてうっかり触っちゃいそう。
恐る恐る見てみると……
※閲覧注意かも(多分、大丈夫)。
わーーーーーーーーー!!
思いっ切り刺さっとる!!(わかっていたけど)
すっかり怖くなり
「これ、どうやって抜くんですか」
「抜くとき痛いんですか」
って、回診の先生にしつこく聞いてちょっとウザがられたかも……。
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おなかに刺さっているドレーンをずっと直視できなかったというマメ子さん。自分の体に管が刺さっていると思うと、なかなか見るのに勇気がいりますよね。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。