
40歳ごろからサイズが合う洋服の種類が減少。服を試着すると、下腹と太ももだけサイズが合わないことが増えてきました。特に多いのがズボン。ウエストのサイズは合っているのに、試着すると途中で引っ掛かってしまうのです。ズボンが上がらなくなる箇所はいつも同じ。太ももや下腹にぜい肉が付いたことで、洋服のデザインと体形が合わなくなってしまいました。私にとって好きな洋服が着られないことは悲しいこと。そこで自分なりの方法ですが、ダイエットすることにしたのです。
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洋服のデザインと体形が合わないことが判明
私はもともと痩せているほうではありません。30代のころは身長153cmで55kgほど。そのため、当時からこれ以上体重が増えるのは良くないという自覚はありました。それが40歳のときに体重が65kgに増加。ようやく「これはまずい!」という気持ちになりました。
体重が増えたことにより、洋服のサイズはMからL、ウエストサイズは63cmから73cmへと一気にアップ。特に気になったのが、ウエストサイズは合っているのに試着するとはけないズボンが多いこと。自分の好みとは関係なく、体形に合ったズボンを買うしかないという状態になりました。
一般的にウエストサイズを目安にズボンを選ぶことが多いと思います。そこで私はウエストが73cm前後のズボンを選んで試着していました。ウエストにゴムが入っているワイドタイプのデザインなら問題なくはけます。しかし、ぴったりしたデザインの場合、太ももや下腹で引っ掛かってしまい上まで上がらないことに気付いたのです。
体形のバランスが悪くなった原因を調べてみた
着たい洋服が着られない現実にショック! そこで私は、改めて自分の体形に目を向けてみました。30代のころも決して痩せてはいませんでしたが、これほどの下腹のボリューム感はなかったはず。太い丸太のような寸胴体形は、40代になってからの変化であると感じました。
そこで、40代の体形の変化を調べてみたところ、女性ホルモンのエストロゲンが減少することで内臓脂肪が増えるそうなんです。エストロゲンは内臓脂肪を付きにくくする働きがあるとのこと。私はエストロゲンが減少する時期に、好きなものを好きなだけ食べていたため、内臓脂肪が増えてしまったと推測しました。
それでは太ももは?と気になって調べてみると、下腹が出て太ももがムチムチになる原因は下半身の筋力不足というネット情報を発見。もともと運動不足の傾向がありましたが、40代に近づくと歩くことすらおっくうに。短い距離でもすぐに車を使ってしまう生活をしていたので、筋力が衰えている可能性について自分の中で納得できました。