
夫はよく飲みに出かけるタイプです。新型コロナウイルス感染症が流行する前は会社のみんなで飲みに行ったあと、キャバクラに行くというのがルーティンのようでした。ある日、玄関に名刺がバラバラと落ちているのを見つけました。拾い上げて見てみると、名刺に書かれた名前は明らかにキャバ嬢の源氏名……。キャバクラ通いを止められない夫を持つ私の体験談です。
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玄関に散らばる名刺の数々


キャバクラ通いがルーティン
夫の楽しみは仕事帰りの飲み会です。新型コロナウイルス感染症が流行する前の週末は、ほとんど飲み会に行っていました。
同僚たちと飲みに行った後は、キャバクラに行くのがルーティンです。結婚したときから夫がキャバクラに通っていることは知っていたので、「適度に楽しむ程度なら……」と黙認していました。
そんなある日、朝起きて顔を洗おうと寝室から廊下に出たときです。玄関に何枚かの名刺が散乱しているのを発見しました。
「なんだろう? 」と思って拾ってみると、書かれているのは明らかにキャバ嬢の源氏名でした。「来てくれてうれしかったよ」「また来てね」といったメッセージも書かれており、このときはまだ、「またキャバクラに行ったのか……」としか思っていませんでした。