
40歳を過ぎてから体重は徐々に増え、最後に量ったときは58.5kg。年を取れば体重は増えるものと、50歳になるころには体重計に乗らなくなりました。若いころから太ったり痩せたりを繰り返し、太ったとき用に取っておいたLサイズの服がまだ入るからいいやと考えていたのです。
そんな私が通勤手段を変えて、1年間で体重が10kg以上減りました。今、Mサイズの服を着ている自分にビックリです。私の減量体験談をお話しします。
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きっかけは夫の入院

2019年7月に夫が倒れ、救急車で搬送されました。危険な状態が続き、毎日病院に通う日々。病院は2駅先にあり、自宅から駅までバスを利用してそこから電車に乗り換えるよりも自転車のほうが早く着くと判断して、片道30分の距離を自転車で朝と晩の1日2回、毎日通いました。
夢中だったので気にしていませんでしたが、1カ月ほどでパンパンの状態ではいていたLサイズのジーンズに余裕が! でもそのときは、すごいストレスを抱えていたと思いますし、痩せたと言っても一時的なことだと思っていました。
バス通勤から自転車通勤に変更

その後9月中旬に、夫が近所の病院へ転院してからは、片道20分弱の距離を自転車で通いました。そのころはまだLサイズの服が緩くなった程度でした。生活のために働かなくてはと、10月から仕事に復帰。夫が入院する前は通勤でバスを利用していましたが、仕事帰りに病院へ行くことを考えると、バスは時間が読めず面会時間を過ぎてしまう可能性がありました。駅までの距離は片道20分、病院と変わりません。そこで自転車通勤を始めたのです。
それから約1年が経過。自転車通勤は継続中です。1年前は登り切れなかった坂道もいつの間にか登れるようになりましたし、夜寝ると途中で起きることなく朝までぐっすり眠れるようになりました。それに何より、気付けばMサイズの服を着ている自分がいます。年を取ればみんな太ると豪語していた自分が恥ずかしい……。