2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。
浸潤性小葉がんの診断を受け、右胸の全摘と左太ももの自家組織を用いた乳房再建手術をおこなったこほこさん。全摘手術から約1年経過したところで乳頭の再建をおこない、抜糸をする日になりました。その日、乳頭を保護するために医師から渡されたものとは……。
日帰り手術で乳頭の再建を受けたこほこさん。久々に自分の右胸に乳頭があるのを見たこほこさんは、なんとも言えない温かな気持ちになったのだそう。
乳頭の再建手術から9日後、こほこさんは形成外科で抜糸をしてもらいました。その際、乳頭を保護するために医師からとあるものを渡されました。


抜糸をしたら薬を塗る必要がなくなったので、ガーゼも不要になりました。
再建した乳頭は縮みやすいらしく、形を崩さないために中央に穴が開いた厚さ1.5cmくらいのスポンジで乳頭を保護するのだとか。スポンジは胸にテープで固定していました。
お風呂のたびにスポンジを洗い、なるべく長い期間貼って保護するように言われました。
しかしある日、スポンジを胸に貼るためのテープが細いものしか見当たらず、それを貼ったら寝ている最中に外れてしまっていました……。
そしてなぜか自分の腕で胸を圧迫してしまうという。ハッと目を覚まして確認するとしなだれている乳頭を発見。
心なしか乾いてハリもなくカサカサしてる。若干縮んだようにも見えました。
これを機に、寝るときは太めのテープで固定することを徹底!
その後も保護を続けていたのですが、スポンジだと服の上からも四角いシルエットが見えるので、しばらくしてから、ベビー用品の乳頭保護器に変えました。
胸に自然にフィットする形状で肌にペトッとくっつくので、スポンジより外れにくいのがいい点でした。
これで4カ月間保護したおかげか乳頭は縮むことなく、半年たってからは保護をしてないけれど大きな変化はありません。