糖質の高い食品・低い食品を知っておくと安心!
黒田先生はクリニックで美容と健康のための栄養指導もされています。そのときは血糖値などの検査やヒアリングをしっかりおこなってから始めるそうです。
「自分で糖質制限ダイエットを始めるなら、いつもより減らしてみるというところからスタートしてみましょう。糖質が高い食品を知っておくのも良いと思います。ただ、あまり数字を気にし過ぎるのもストレスになるので目安として活用して。糖質を減らしてフラフラしたり、疲れやすくなったりするなら減らし過ぎ。体調を見ながら少しずつ無理なくゆっくりがポイントです」(黒田先生)
糖質が多い食品は以下の通り。炭水化物だけでなく果物にも注意が必要です。もちろん、砂糖がたっぷり入った甘いお菓子や飲料は糖質が多めです。
糖質が多い食品の一例※
●穀類
そうめん(乾麺/2束100g)70.2g、ラーメン(生麺/1玉120g)64.3g、スパゲッティ(乾麺/80g)57.0g、白米(茶碗1杯150g)55.2g、うどん(ゆで/1玉250g)52.0g、そば(ゆで/1玉200g)48.0g
●果物
りんご(1個250g)35.3g、日本なし(1個250g)26.0g、柿(1個180g)25.7g、バナナ(1本100g)21.4g、桃(1個170g)15.1g、すいか(ひと口カット5個150g)13.8g
「筋肉が落ちるのを防ぐためにも、全体的に糖質が少ない、たんぱく質をたっぷりとりましょう。糖質が少ない食品は他に野菜類(かぼちゃやいも類は注意)、きのこ類、海藻類などがあります。良質な脂質をとることも大切です。また、好きだから、体に良いからと同じ食品を毎日とり続けるのはNG。完璧な食材というのはないので、いろいろな食品からバランス良く栄養摂取するようにしましょう」(黒田先生)
※出典:文部科学省 科学技術・学術審議会 資源調査分科会 編日本食品標準成分表2015版(政府刊行物:独立行政法人 国立印刷局発行)をデータベースに算出
まとめ
いかがでしたか? 私は万年ダイエッターですが、ご飯や麺類をいつもよりちょっと減らしてみるだけなら続けられそうです。炭水化物を減らす分、たんぱく質をしっかりとり、体をできるだけ動かすことで筋力キープをはかりたいと思います。糖質制限ダイエットが気になっている方は参考にしてみてください!
取材・文/mido(49歳)
ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。