
遠近両用眼鏡を初めて作ったのは40代の半ば。現在2つ目ですが、それぞれ買うときはじっくり検討したにもかかわらず、なかなかうまく使いこなせていません。近くの物を見るときには眼鏡では見づらく、外している状況です。年齢とともに進むといわれている老眼ですが、眼鏡作りはなかなか難しいと感じています。
★関連記事:「老眼は体質?」「老眼鏡はなくてもいい?」40代の老眼ありがち勘違い5つ【眼科医監修】
焦点が合わない!見えづらい!

20代の前半に仕事でパソコンを頻繁に使うようになってから近視になった私ですが、コンタクトレンズは使ったことがなく、ずっと眼鏡派でした。ただ、パソコンに向かっている時間が長い仕事なので、眼鏡が合わなくなることもしばしば。特に40代を過ぎてからは焦点がなかなか合わない見えづらさを感じて、45歳を前になんとなく眼鏡を買い替えに行きました。
そのとき店員に言われたのは、老眼が少し入ってきているのではないかということ。そんなに自覚はなかったけれど、目の検査やレンズを合わせてみると、たしかに見やすいかも。そんな感じで初めて遠近両用眼鏡を作ることになりました。
遠近両用の眼鏡は上下の幅があるものを
そのころ(今でも?)の眼鏡はフレームが細身のデザインのものが多く、私もそんなデザインがいいと思っていたので、このときに選んだのは上下の幅が2.5cmほどの縁ありの眼鏡でした。ただ、この2.5cmの幅に上部が近視用、下部が老眼用の仕様になったレンズを入れるのだから大変! 店員さんにも「ギリギリの大きさです、慣れるまで見えづらいかも」と言われてしまったけれど、実はフレームを選んでいるときは遠近にしようなんて思っていなかったから仕方がない。改めて選ぶのも面倒だったので結局それで作ってしまったんです!
かけ始めたときは、そのときの目の状態に合わせて作ったのだからもちろん不便はありませんでした。ただ、やっぱりフレームが細いからなのか、慣れても見づらいんです。というか、近くを見るときは眼鏡を外したほうがよく見えたんです。そのため、この眼鏡はそんなに長く使うこともなく、次の眼鏡を作ることにしました。