思い切ってお肉にも合わせてみます。脂身の少ないヘルシーな豚ロース肉をソテーして、フムスを添えて。初めての組み合わせでしたが、肉料理と相性の良いマッシュポテトのような感覚で違和感なく、とってもおいしいです。お肉には焼く前に軽く下味を付けただけで、特に調味料は使わなくても、フムスの塩気だけで十分。
業務スーパーの「クラシックフムス」にはオリーブオイルが含まれていなかったのですが、今回いろいろ調べてみると、フムスの本場中東ではオリーブオイルを混ぜたりかけたりするレシピも多いようなので試しに加えてみました。
よりなめらな口当たりになり、後味にスッキリさわやかな風味が加わってまた違った味わいが楽しめます。豆の風味が少し和らぎ、より食べやすくなったと思います。
豚ロース肉に含まれるビタミンB1は疲労回復効果も期待でき、脂身が少なくローカロリーなのに栄養たっぷり。おなかもしっかり満足できる一皿で、ダイエット中にもぴったり。
トルティーヤチップスにディップするスタイルもおすすめ。サクッとしたトルティーヤにまろやかフムス……相性抜群で、やみつきになるおいしさです。
「クラシックフムス」もシンプルでいいけれど、パンチのある「フムス レッドチリ」がまたおいしい。
ディップするソースには塩分や油分が多くハイカロリーになりがちですが、フムスならソースより栄養たっぷりな上にローカロリーになり、さらにおいしい……と良いことずくめ。
ただし、業務スーパーの「クラシックフムス」は100g当たり200kcal、「フムス レッドチリ」は202kcalあり、おいしくて栄養豊富だからといって、食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまうので、注意が必要のようです!
まとめ
最近よく耳にするようになり注目されているとはいえ、あまりなじみのない食材だった「フムス」。いろいろ活用してみると、癖がなくシンプル、飽きのこない味わいで活用法もいろいろ。不思議とやみつきになるおいしさがあります。
ダイエット中にもうれしい、ローカロリーで栄養たっぷりなフムスを日々の食生活に無理なく取り入れて、体の中から美しく、そして健康的に過ごしていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/久野多恵さん(管理栄養士)
行政において、離乳食・幼児食相談、妊娠期相談、成人期・高齢期の栄養相談・講話をおこない、幅広い層への栄養知識を深める活動をしている。現在は乳幼児の食育活動を中心とし、献立作成等にも携わる。また、フリーランスの活動として記事監修・栄養相談・レシピ作成等もおこなう。