
40代でフリーライターになり8年余り、年齢的にも代謝が落ち、太り始めてしまったので運動も兼ねてバイトを始めました。運動をわざわざするのはなかなか続かないけど、仕事となれば必ず動くし、しかもお金も入るから一石二鳥でかなり有効でした。私が始めたバイトとは……。
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ポイントは電車通勤で歩数を稼げる場所にあること

フリーライターは仕事量も収入もなかなか安定しません。そこで、空いた時間を使って確実に収入になる仕事、しかも仕事中はずっと歩いて体力づくりにもなると考えて、40代の後半で初めてやってみようと思ったのが飲食店でのバイトでした。
お店を決めるポイントでまず考えたのは、近すぎず遠すぎず、でも電車通勤が必要な場所。電車通勤だと家から駅までと駅からお店まで必ず歩くことになりますし、階段を上ったり下りたりする機会もできるから良い運動になるんです。
10数年前にフルタイムで働いていたときも電車通勤をしていて、運動はまったくしていなかったけれど体重は全然変わらず、体力もありました。やっぱり通勤は大事!ということで電車自体に乗っている時間は12~13分だけど、乗り換えも1回あり、階段の上り下りも含め結構な歩数を稼げる場所のお店を選びました。
若者と一緒に飲食店のホールを歩いて体力づくり
飲食店を選んだのは、立ち仕事でよく歩くからです。レジなどの1カ所に立ち続けるほうが私は体力的にきついのではと考え、歩く必要がある飲食店にしたのです。そして、そこそこ混んでいるほうが時間がたつのも早く感じるだろうと思い、スイーツのお店を選びました。
募集要項には「午前中に入れる主婦など歓迎」と書いてあったので応募してみましたが、スイーツ店におばちゃんはどうなの?と実は採用になってから結構悩んでしまいました。そして、シフトに入るようになりわかったのは、なんと私以外のホールのバイトは大学生しかいなかったことでした。自分の子どもと一緒に働くようなものです。でも、もう始めちゃったし開き直るしかない! 若者とおそろいのTシャツにカフェエプロン、帽子を身にまとい、笑顔でスイーツを運びまくりました。実際、若者と働くのは新鮮で若者に負けないように動こうと頑張ることもできました。