筋トレ開始から1年後のおなかの変化
筋トレを始めてからすでに1年以上がたちました。どんなに食事を減らしてダイエットをしても、だらしないおなかのままだったのが、かなり引き締まってきたのがわかります。さすがに若いころと同じようになるのは難しいですが、産後にきつくてはけなくなっていたズボンがはけるようになりました。ウエストのゴム部分からはみ出ていたぜい肉もスッキリとしています。
腹筋を鍛える動画のおかげで、おなかの中央を押すとたるんでいた部分が硬くなっていることにも気付きした。娘と一緒にお風呂に入っても「ママのおなか、3段あるね」と笑われることがなくなりました。
筋トレを始めてから体重が極端に減ったわけではないのですが、無理に食欲を我慢していなかったため健康的に体形を維持することができています。また、筋トレを習慣付けることで、自然と食事面も気を付けるようになりました。ただ食べる量を減らすのではなく、バランスの取れた体に良い食材を積極的にとるようにしています。
年を重ねるにつれ、食べることを我慢し続けるという無理なダイエットはもうできなくなりました。変化を感じるまで時間がかかっても長期的に体形を維持できる筋トレを始めて、本当に正解だったと思います。おなかのたるみがきっかけで始めましたが、結果的には見た目だけでなく体の健康や精神面にも良い影響を与えてくれました。朝一番に筋トレをするようになってからは、早寝早起きの習慣から睡眠の質も上がり良いことばかりです。
まとめ
40歳を過ぎて代謝が悪くなってくると、今までの体形を維持するのが難しくなっていることを感じます。短期間で痩せたとしても長期間維持することができませんでしたし、若いころと違って無理をするとすぐに体調を崩す心配もありました。
しかし私は自分の経験を通して、おなかの脂肪は簡単には落とすことはできないということを学び、その上で少しずつ時間をかけて鍛えていけば徐々に変化を感じることができるとわかりました。
放っておけば加齢とともに衰えていく筋肉ですが、私は体形維持のためにも健康のためにも、これからも筋トレを長く続けていこうと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
イラスト/村澤綾香