
若いころから便秘気味だった私。1週間に1回しかお通じがないこともしょっちゅうでした。20代のころには食物繊維がとれる特定保健用食品を試したりもしましたが、私には合わなかったようであまり効果はありませんでした。
それ以来、体質なのだと放置していましたが、45歳を過ぎたころから徐々に便秘が悪化。腹痛を伴うほどになってしまったのです。これは大変なんとかしなきゃといろいろ試した結果、私がたどり着いた便秘対策についてお話しします。
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ストレスから便秘がひどくなった

45歳でパン屋を開業。夢と現実の板挟みになりながらも試行錯誤の楽しい日々でした。ただ、1つ困ったことが。オープンしてしばらくたったころから、1週間に1回だったお通じが2週間に1回に減ってしまったのです。しかも、出ても足の親指の爪くらいの少量。
ストレスかしらと思って気にはなりつつも忙しくてそのままにしていたところ、症状が年々悪化。2年後には1カ月に1回、足の親指の爪程度の便が出るだけになってしまいました。このころには、おなかがひどく張って痛みを伴うほどに。そこで初めて、これはまずいと真剣に便秘対策を考え始めました。
ひじきが便秘に効くと教えてもらう

最初に考えたのは、焼きいもです。忙しい仕事の合間に、お昼ごはんとして焼きいもを食べました。その翌日にはお通じがあり「ヤッタ!」と大喜び。ところが毎日食べていると、また便が出なくなりました。便秘症の私の体には、さつまいもの効果は持続しなかったようです。
そんなとき、お客さまからひじきが便秘に効くと聞きました。「食物繊維も豊富だし、カルシウムもとれて動脈硬化の予防にも効果があるから、女性は食べたほうが良いよ」とのこと。50歳も近くなって動脈硬化も気になり始めていたので、早速試してみることにしました。